宇宙BLOG

「ヴィーガン論」野菜しか食べない生き方について僕が思うこと。

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このブログを書いている僕(@ka__zz)が、ベジタリアン生活をつづけて2012年の時点で7年が経過しました。

おかげさまで身体は快調で、この間お医者さんのお世話になったこともなく(歯医者は除く、笑)、薬屋のお世話になったこともないくらい、健康体を維持しております。(追記2021年4月時点でベジタリアン生活も16年目に突入していますが、医者も薬屋もお世話にならずにすんでいます)

とはいいながら、別に健康のためにヴィーガンな食生活をしているわけでもなく、”ただ美味しい!”というシンプルな理由でつづけているだけなので、ひたすら美味しいベジご飯を求めてベジタリアンレストランやカフェに出かけて食べています。

時々、料理教室に通って自分で作ったりもしているので、僕の身体はもはや野菜とフルーツと穀物のみで出来ています(笑)

そんなベジタリアンな暮らしぶりを書きつづるこのブログ「ベジップルズ」ですが、これからベジタリアンやビーガンに挑戦したり興味がある人のために、実際の体験にもとづいたお話をまとめておきます!

僕がベジタリアンになった理由。

02-veg-2016

長年つづけた営業マン生活は、とにかく暴飲暴食の毎日でした。

朝食はコンビニでサンドイッチ、昼はファミレスかモスバーガー、夜は居酒屋と飲み屋さんをハシゴして〆にラーメン・・

絵に描いたようなメタボ&成人病一直線な食生活をしていたある時、

呼吸ができなくなりました(笑)

まじです。

最初は、部屋で灯油のストーブを焚いていたので、酸欠かと思い窓を開けて換気しました。

が、それでも呼吸できません。

死ぬかと思って翌日病院に行ったら大人の喘息と診断されて大量の薬をもらいました。

その他にも風邪はしょっちゅうひいていたし、腹痛や頭痛で仕事に集中できない日々・・

そんな暮らしをしていたある時、大好きだったモスバーガーをいつものように食べたら、翌日風邪をひきました。風邪が治ってまたモスバーガーを食べたらまた風邪をひきました。

そしてまた治った記念に(笑)モスバーガーを食べたら風邪をひきました。

僕の中である仮説を立てて実験をすることになりました。

その仮説というのが「モスバーガーを食べると風邪をひく」で、4度目の正直でモスチーズバーガーとてりやくバーガーをコーラを飲みながらがっつり食べたら・・

見事に風邪をひきました!(笑)

喘息の原因もモスだ!と確信を持った僕。

そんなわけで、しばらくモスバーガー断ちをするとわりと体調がいい感じになってきたのです。主食だったモスバーガーを食べられないとなると、次に大好きだったパスタとピザが主食になりました。

そんなこんなでお肉を食べる量がめっきり減ってイタリアンな日々がつづいていると、

今度は玄米が身体にいいらしい、という情報が入ってきて、素直な僕はすぐに玄米生活(一日一食ですが)を始めると、みるみるうちに体質が変わり、メタボにリーチをかけていた体重も10kgほど減少し、調子に乗った僕は、その後も着々と菜食男子になっていくのでした・・

ベジ生活は気持ち良くて健康にいいも良いのです、僕的に。

ベジタリアン ランチ

そんなこんなで僕の乱れまくった食生活は、ひとり暮らしで我がママ放題できることもあって、野菜と果物と穀物だけで暮らすというスタイルへ変化していったのです。

といっても僕の場合は、いちごショートケーキと蕎麦うどんが好きなので乳製品とお魚の出汁を時々食べる、ゆるめのベジタリアンです。

ここで世間的なベジタリアンについて少し触れておくと、

ベジタリアン+ヴィーガンは自分の信念や思想にもとづいて菜食である、というのが一般的なイメージで、例えばヒンドゥーや厳格なキリスト教や仏教など、宗教による戒律・・そんなイメージです。

最近では美容や結婚意識が高い人たち、欧米ではセレブや著名人たちを中心にベジタリアンが拡大をしていて、日本でも同様です。

都心部を中心に、ベジ料理を楽しめるレストランやカフェなどが増えており、以前はベジタリアン専用な雰囲気でしたが、最近は日頃お肉好きな人たちでも気楽にヴィーガンのお店でご飯を食べている光景を目にするようになりました。

そんなベジ生活は、とにかく気持ち良いのですよ!

スッキリ感が肉食とは比べ物にならないくらい違うんです。

そして・・

わりとガッツリ食べているのに、体重が半年で10kgも落ちたり、ベジフードはカロリーも脂肪分も低いので、油断してついついガッツリ食べてしまうのに体重が増えなかったりで、身体が楽なんですよ。

もちろん、食べるときに「カロリーを制限しなきゃ」とか「体重が増えたらどうしよう」的な罪悪感もありません。

それは、際限なく食べ過ぎれば体重はもちろん増えますが、ベジタリアン料理自体がダイエット食品のようなものなので、肉食料理と比較すれば体重を減らすのも楽なんですよね。

そのおかげなのかベジタリアンになってからは、

・頭痛なし
・腹痛なし
・吐き気なし
・ダルさなし

の7年間(2021年4月時点で15年以上)を送っています。

ベジタリアンにはいろいろ種類があるのだけど・・

軽井沢 カフェ

ベジタリアンには種類があります。

誰が決めているかは知りません(笑)

が、世界共通のルールのようなものが存在しています。

まず、率先してお肉を食べる人はベジタリアンといは言いません、当たり前ですね。

野菜中心の食事でなるべくお肉を避けている人はベジタリアンになります。

なので時々必要に応じてお肉を食べる・・人もセミ・ベジタリアンと言われています。

種類はさらに細かく分類されていて

ポゥヨゥ・ベジタリアン→鳥を食べるけど、牛豚は食べない
ノン・ミート・イーター→魚を食べるけど、お肉類は食べないけど
ペスコ・ベジタリアン→魚を食べるけど、肉類、乳製品、卵は食べ
ラクトオボ・ベジタリアン→乳製品を食べるけど、肉魚と卵は食べない
ビーガン→動物性はいっさい食べない身につけない
フルータリアン→木に実る果物、ナッツだけ食べる
ブレサリアン→食べ物も水も飲まず空気中のエネルギー(プラーナ)だけで生きる

などなど、こんな感じで細かく分類されています。

実際はもっと細かく分類されているのですが、はっきり言ってどうでもいいことなので(笑)、より細かく知りたい人はウィキペディアを読んでください。

追記・・2015年末に空気中のエネルギーを食べて生きるブレサリアンで弁護士の秋山先生とお会いして、いろいろなお話をうかがいましたが、秋山先生は、全然食べなくても生きられるのに、別に食べても食べなくてもどっちでもいい、という自由なスタンスなところが凄いのです。

秋山先生との出会いによって、人間は食べ物から栄養を摂取しないと生きられない・・というのが単なる思い込みであることを実感しました。

ちなみに、僕は上記のどれにも当てはまらないベジラーという種類に属します。

ベジラーの定義は

“美味しさ、気持ち良さ、楽しさが優先”で健康や地球環境は二の次なわがままなベジタリアンを言います。基本的なルールはベジタリアンですが、間違って動物性のものや添加物が入っていても、ぜんぜん気にしないで美味しく食べるハッピーピープル、をベジラーと言います。

プラントベースフードはとにかく美味いんです!

ソラノイロ

僕はとにかく美味しくておしゃれで気持ちいい食べ物が好きなのです。

そんな基準で選択をした結果がベジ料理です。

色彩豊かで美しい野菜と果物、ガッツリ食べても胃にもたれないスッキリ感と身体の軽さ・・

まあ実際は「食べてみてくれ!」 としか言えません。

一般的にイメージとしてベジタリアン料理=精進料理のように味気ない・・というものでしょう。

僕も最初はそう思っていました。

ところが!

ベジレストランやカフェで食べてみると、そんなイメージが吹き飛んだのでした。

とにかく、美味しいのです!

味気なさはいっさい無いどころか、リッチなんですよ、食感も味付けも!

なので、すっかりハマってしまい2015年で10年が経ちますが、ベジタリアン料理を飽きるどころか、ますますハマっていくほどバラエティも豊かなんです。

百聞は一見に如かずというやつです。

▼ぜひ僕がふだん食べているベジタリアン料理をご覧ください。

ベジ生活をつづける秘訣のようなもの。

dragon-ramen

一緒に食べる相手がいること。

現時点で、日本のベジタリアン人口は2〜3%くらいと言われています。つまり100人中2〜3人しかベジタリアンがいないってことですよね。実際のところ僕の友人たちは7割近くが野菜大好きなベジタリアンですが、それでもマイノリティーな存在であることは間違いありません。

ベジタリアン同士で美味しいレストランやカフェの情報を共有したり交換するのは当然のことながら、材料を分け合ったり、作った料理をおすそ分けしたり・・

そんな昔の日本のような文化が現在もあります。

そして、なんと言っても気の合う友人たちと食卓を囲んで、一緒に笑いながら食べるということが、ベジタリアンライフを継続する上でいちばん大切なことなんだと思っています。

僕たちは何のために食事をするのでしょうか?

それは、人生を楽しむためです。

もう少し具体的にいうと、幸福な時間を過ごすためです。

ハードな仕事を、お腹ペコペコになるまでがんばって、美味しいご飯にありついた時・・

家族や友人たちと会話をしながら、楽しい時間を共有する時・・

パーティや宴会でお酒を酌み交わしながら仲間たちを祝福する時・・

ひとりで有名なレストランやカフェを食べ歩く時・・

美味しいご飯を食べることで、元気を取り戻したり幸福な気持ちになったりします。

僕たちがご飯を”食べる”ことは、家族や友人たちと”コミュニケーション”をするために無くてはならないものでしょう。

ベジタリアンを続ける秘訣と、見出しをつけましたが、実際のところムリして続けている・・という感覚はまったくありません。むしろ、ベジタリアン生活が楽しいので辞める気はさらさらない!もしベジタリアン生活で不健康になって早死にしても悔いなし!というのが本音です。

それもみんな信頼できる仲間たちの存在があってこそで、楽しい時間を共有できているからこそなんです。

健康のためにベジタリアン生活をしているのではなくて、人生を楽しむためにベジタリアン生活をしているのです。

環境や動物のためでもなく、人生を豊かにするためにベジタリアン生活をしているのです。

ベジタリアン生活をムリなく自然につづけられている秘訣は“自分を満たす”ことをいちばんの目的にしているからで、そのシンプルさが本来飽きっぽい僕が継続できている理由です。

美味しいベジタリアンご飯を食べたら一生懸命に働いてお腹を空かすこと。

いくら美味しいベジタリアン料理を食べて、健康でいても、それで何もしなければ意味がまったくありません。大地と太陽と土の恵みであるベジごはんを食べたら、その分一生懸命に仕事をして、世の中を良くするためにがんばることが、ベジ生活をつづける大事なポイントです。

自分がいまできることをやっていれば、かならず現状が変化して、人生がよくなっていきます。

仕事をがんばればお腹が空きますから、また美味しいベジタリアン料理を食べます。

そしてまた働く・・の繰り返しですが、これがとても大事なんです。

ヴィーガンレストラン&カフェの選び方。

ティアツリー

ベジタリアン生活のなかで、もっとも楽しいことがベジタリアンレストランやカフェでご飯やスイーツを食べる時です。

ここ最近、東京だけではなくて、地方でもベジタリアンカフェやレストランが増えてきました。

このブログでも食べ歩きをして、お店の詳しい情報をレポートをしていますが、本当に美味しくて魅力的なお店が多くいの選ぶのに困ってしまうほど、日本のベジタリアンレストランとカフェが充実してきました。

そこでベジタリアン生活を楽しむために、レストラン&カフェの選択基準をまとめておきます。

お店の見つけ方

インターネットがあるので、お店を見つけるのはわりと簡単なんですが、質の良い情報となると話は別です。そこで僕の場合は、信頼しているベジタリアンブロガーから情報を得ています。

ひとつめのブログが・・

スマベジ子によるレポートは、写真も情報も素晴らしく、都内周辺を食べ歩いたり、お店を探すには最高に重宝するメディアとなっています。

つづいて紹介するのが、

★ベジカフェ大好き★マクロビマウスの★日本ベジカフェガイド
日本全国津々浦々で1400店舗(2016年7月現在)のベジタリアンレストラン&カフェを食べ歩き、丁寧で率直にレポートしているブロガー“マクロビマウス”さんです。

とにかくすごい情報量で、ベジタリアンレストラン&カフェのデータベース的に使わせてもらっています。

まずは、この二つのブログから行ってみたいお店をチョイスします。

それから、実際に行って食べてみましょう。

味については人それぞれ好みがありますから、自分の口に合ったお店を自分のショップリストに加えて通っています。

旅先ではお店の人に聞いてみる。

旅先でヴィーガンレストラン&カフェを探すとき、基本的には事前に情報を得て、食べるお店をリストアップしておきますが、情報は生モノ。もしかしたら、ブログに載っていないお店がある可能性があります。

ですので、僕の場合はお店で会計をする時に、店主さんやスタッフさんに「この街に美味しいベジタリアンレストラン&カフェはありますか?」と聞いています。ベジタリアンのお店は地方都市なら存在しても4〜5軒ほどなので、大抵は横のつながりがあります。

「最近OPENしたから◯◯というお店に行ってみると良いよ!」

というふうに、聞けることが時々ありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

宝探しのように楽しい時間を過ごせるでしょう。

ヴィーガン仕様の餃子が本当に美味いんです。

野菜餃子

ヴィーガン料理の中で僕が好きなものが餃子です!

お肉が入っていなくてもベジ仕様の餃子はとても美味しいのです。餃子って、野菜のシャキシャキな食感とニンニクの香りを楽しむものなのでお肉が入っていても意味ないのですよ(笑)

僕がお世話になっている先輩がいまして、日頃はガッツリ肉食なんですが、その先輩がホームパーティで作ってくれる野菜だけのベジ餃子がとにかく美味しいのです!

先輩が作ってくれるベジ餃子は、いろいろな工夫がしてあって焼きたての熱々をかじるとしたたるジューシーな肉汁(もどき)まで再現されているこだわりようで、キンキンに冷えたビールと一緒に食べると、それはもう最高に美味しいのです。

ベジ餃子の優位性は、材料はもちろん野菜だけですから、低カロリーで低脂肪ということで、ダイエット中の人でもメタボを気にしている人でも遠慮なく罪悪感なく、ガッツリ食べることができることです。

僕が先輩宅にお呼ばれされた時は、最低20個は平らげています。それでも消化が良いのですぐにお腹が減ってしまいます。それだけ、栄養の吸収が良いということですし、身体に負担がかからないということでしょう。

そんなハイスペックな餃子ですが、肉食の先輩いわく「僕が作る餃子は本物の肉餃子よりも美味い!」と自信たっぷりです。

おおぶりな餃子を20個ペロリ食べれてしまうことが、先輩の自信を裏付けているでしょう。

時代はベジ餃子、です!

先輩のようにベジ餃子を手作りできれば最高ですが、残念ながら僕は作れません(笑)

▼その代わりに通販で餃子を購入して自宅の冷蔵庫にストックしてあります。

ベジタリアンな有名人は偉人が多いんです。

サージェントペッパー

歴史上の人物、もしくは現在活躍している有名人の中にもベジタリアンはたくさんいます。

ネット上や文献を調べてみると、おおおお!こんな人もベジタリアンだったのか!と驚くような人物の名前も出てきます。ざっと挙げてみると・・わりと変わり者の人たちが多いことにもびっくりします(笑)

資料として確認できる人類の歴史は、すでに肉食全盛の中で、野菜だけで生きる人たちは昔から”変わり者”として扱われてきたのでしょう(笑)

しかし、個人的には歴史をさらにさかのぼれば、全人類がベジタリアンだったと考えています。

その根拠となるのは、およそ5000年前から伝えれれているインドの聖典やヒンドゥーの教えです。その中心となるのが”非暴力”で、敬虔なヒンドゥー教徒がみなベジタリアンであることからも、人類のデフォルトがベジタリアンであると考えています。

さて、そんな個人的な説は置いておいて、歴史上の人物でベジタリアンだったと推測されている人物をざっと挙げていみましょう。

・古代ギリシャが誇る西洋最大の哲学者3人プラトン、ソクラテス、アリストテレス
・人類史上もっとも影響を与えた聖人イエス・キリスト
・仏教の祖ブッダ
・20世紀最大の物理学者といわれるアインシュタイン
・万有引力の法則を説いたアイザック・ニュートン
・進化論を提唱したイギリスの科学者チャールズ・ダーウィン
・イタリアの芸術家・科学者レオナルド・ダ・ビンチ
・オランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホ
・アメリカの発明王トーマス・エジソン
・世界の自動車王ヘンリーフォード
・アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン
・インド独立の父マハトマ・ガンジー
・ビートルズのジョン、ポール、ジョージ、リンゴ
・ジャマイカ出身の音楽家ボブマーリー
・人類史上最も成功したエンターテイナーマイケルジャクソン
・アップルの創業者、iPhone、Mac、iPodの生みの親スティーブ・ジョブズ

現在、ビジネス界で活躍している彼らもベジタリアン

・ツイッターの創業者エヴァン・ウィリアムズとヴィズ・ストーン
・facebookのCEOマーク・ザッカーバーグ

ざっと名前を挙げただけでも、人類の歴史に大きな変革をもたらせた偉人がたくさんいます。

彼らに共通することは世界を変えたり、変わり者だった・・だけではなく”本当の自分に正直に生きた人”だと僕は思っています。

▼歴史を名前を刻んできたベジタリアンな有名人

ベジタリアンの寿命って本当に長いのか?

terra-buger01(ベジバーガーを買う僕(@ka__zz))

よく議論になるのが「ベジタリアンになると長生きできるのか?」という話。

個人的な結論からいうと、

「ベジタリアンのほうが長生きできる可能性は高いけど、そうとも限らない」

つまり、人それぞれ・・

となります。

身体に負担が少ないベジ料理とライフスタイルのほうが、病気になるリスクは下がるのは当然でしょう。しかし、人間の身体はそれほど単純ではないと僕は思っています。

例えば、ベジタリアン10万人のチームと、肉食10万人のチームが寿命の統計をとれば、ある程度の比較をすることが可能かもしれませんが、実際のところ、そういった実験が行われたり、研究があった・・という話はありません。

つまり、

ベジタリアンは長生きできる、というのはベジタリアン側の主張であって、肉食大好きな人たちからすれば”肉食”のほうが長生きできる、という主張をして、その証拠を集めるはずですよね。

ということは、

ベジ派も肉食も自分の意見を証明するために都合がいい証拠を集めて、自分たちのほうが優位だ・・と言っているだけじゃないですか。

なので、この議論は平行線を辿ることになるし、明確な結論を出すことはかなり難しいことではないでしょうか。

ただ、個人的にベジタリアンになってからというもの前述したように、まったく医者にかかってないし薬すら飲んでいません。なので、寿命が延びるかどうかはわかりませんが、日々元気に快適であることは事実です。

スティーブジョブズを例にすると・・

厳格なベジタリアンだった彼は50代半ばでこの世を去っています。

これだけ見るとベジタリアンは長生きできない、ということになりますが、彼が過ごした50年と、一般的な人が過ごした50年はどう考えても密度が違いますよね。ふつうの人が10年かけてやることを1年くらいで経験しているでしょう。

ベジタリアンが長生きできるかどうか?

この質問はベジタリアンは健康かどうか?

と置き換えることができますよね。

僕の意見としては・・

健康なベジタリアンもいれば不健康なベジタリアンもいる、と答えます。

つまり「人それぞれ」というのが明確な答えになります。

ですので、ベジタリアンは長生きできるか?

という質問に対しても「人それぞれ」ということです。

情報と知識よりも自分の感覚にしたがう

ベジ生活を楽しむために大切なこと二つめは、自分の感覚に従うことです。

自分の感覚に従うってどういうこと?

シンプルに説明しましょう。

世の中には、食べ物や健康に関するいろいろな情報が溢れかえっています。あれが良い、これが悪い、あれはダメ、これもダメ・・などなど、基本的には健康に関する情報で、日々テレビやラジオなどのメディアはもとより、インターネットでもfacebookやTwitterでこれでもか!というほど目にすることができます。

ところが・・

世の中、病気の人だらけ(笑)

日本の国家予算およそ年間100兆円のうち40兆円が医療保険費として使われいるのが現実です。

どういうことかというと、健康法とか栄養学とか、何の役にもたっていない・・そんな残念な結果が年間40兆円の医療保険費が物語っているじゃないですか。

そんな異常事態になっている日本を尻目に、僕は7年間(2016年7月時点で11年間)で医療費ゼロです。歯医者と外傷(傷が化膿した)で3万円ほど使ってしまいましたが、いわゆる風邪とかその他の内疾患で使った医療医薬費はゼロです。

もちろん、親が丈夫に育ててくれたのがいちばんの要因です。

しかし、25歳から35歳くらいはひたすらに食生活が乱れていたので、それ相応に医者に通ったり、薬を飲みまくっていました。その時の感覚は”人間は病気になって当たり前”そんなふうに思っていたのです。

その後、ベジタリアンになってからというもの、たまに風邪をひく程度です。

特に健康に気をつかうわけでもないのに、かなり体調はいいですし、体力もあるほうだと想います。

このことから、ベジタリアンは長生きできるか?

という質問をもっと明確にする時に、

“標準的なベジタリアン”としないといけません。

つまり、”ベジタリアン”や”ヴィーガン”だけだと大雑把すぎて、不健康な人もいれば健康すぎる人も含まれてしまうからです。

そうすることで、より質問の意図が具体性と客観性を持つことができます。

では、“標準的なベジタリアン”は長生きできるのか?

改めて考えると、答えはYES!です。

標準的なベジタリアンが標準的な生き方をした場合(スティーブジョブズのようなフルストレスな人生ではなく、一般的な生活)、個人的な体験から、自信を持ってYESと答えるでしょう。

それが実現するための条件として、

「自分の感覚に従う」

ことで、具体的にいうと・・

甘いものが食べたい時は甘いものを食べて、

しょっぱいものが食べたい時はしょっぱいものを食べる。

お腹が空いたら食べて、

食べすぎてお腹が苦しくなるまで食べない。

そんな、感覚的で正直な自分の欲求を満たすことが大切です。

ベジタリアンのメリットとデメリットについて。

よく聞かれることがあって、それがベジタリアンになるとどんなメリットがあるの?

ということなんですけど、

僕(@ka__zz)的にメリットはたくさんあって、この記事で書いてあることを簡単にまとめると・・

・美味しい!
・気持ちい!
・簡単に太らない!
・身体がかるい!
・医者いらず!
・薬いらず!

などなど、書きましたが他にも

・イライラしずらい
・カリカリしずらい
・ムカムカしずらい

などなど、メンタルがとても平穏で落ち着きました。これはともて不思議なんですけど、メンタルが落ち着くと、日常生活で起こる出来事も変わってきます。つまり、僕をイライラ&カリカリ&ムカムカさせる出来事が起こりづらくなるんです。

心が平和すぎて困ってしまうほどです(笑)

デメリットはわりとある。

さあ、ベジタリアン生活の良いことだけを書いていてもいけません。

なぜなら、物事にはすべて光と影、良いことと悪いこと、楽しいことと大変なこと・・など両面性があるからです。ということで、ベジ生活にも当然ですがデメリットはあります。

僕の中で特に困っているのは、

外食をしようとした時に、食べるお店が限られてしまうことです。

東京都内であれば、プラントベースなレストランやカフェが増えてきました。しかし、地方や海外に行った時、そして空港や公共施設などなど、とにかく選択肢がほとんどありません。

そうなんです。

基本サラダとパンくらいなので(笑)

居酒屋とかイタリアンレストランがあれば、豆腐や枝豆、漬物があるし、パスタやピザもベーコンとチーズを抜いてもらえれば、わりと不自由なく楽しむことができます。

あとは、ベジタリアンレストランやカフェで食事をするにしても、けっこう高めの価格設定なんですよね、ベジ料理って。食材もなるべく無添加のものを買おうとするので、ふつうのスーパーでは売ってなかったり、やっぱりものが良いので高いんです。

それでも、ベジフードを求めてふらふらするのは、ロールプレイングゲームの宝探しのような感じなので楽しいのですが・・デメリットでもあるしメリットでもあるのでしょうか。

ヴィーガンなブログを書くことについて。

india(西インドの砂漠にある寺院で祈祷をする僕)

最後に、僕がこのブログを書いている目的をつづらせてもらいます。

まずひとつめは、

美味しいベジフードをより多くの人たちに知ってもらい食べてもらいたい、ということ。

微力ながら、日々ブログから情報を発信することで、その機会が増えていくことを信じながら執筆しています。正直面倒だったりしますが(笑)、実際に読んでくれてお店に行って美味しかったよ、と感想をもらえと、それだけで何百時間と費やしている苦労がむくわれます。

ふたつめの目的は、

ベジな情報をブログで書いていくことが、現時点での僕の役割だからです。

その役割を僕に与えてくれているのがこの宇宙だったり神だったり、そんな見えない存在です。スピリチュアル的な要素もありますが、美味しいものを食べた時って、それを誰かに伝えたくなるじゃないですか?

それを僕の場合は、ブログという表現手段を使うように、成り行きでそうなってしまったのです(笑)

よく、ブログを好きで書いているでしょ的なことを言われたりしますが、実際は好きというわけではありません。かと言って嫌いでもありませんが、必要に迫られてブログを書いている・・というのが正直なところです。

いろいろな経験を積んできて、出来事があって、それをこなしてきたら、いつの間にかブログを書くことになってしまった・・そんな感じですね。

今後も、ひたすら美味しいベジタリアン料理を食べては、ブログに書いていく日々がつづいていくでしょう。何年先まで、ブログを書くかも現時点だとわかりませんが、とりあえず天から与えられたことなので、コツコツと更新していきます。

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それでは皆さん、よい一日を!

Have a good day!

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