九州の野菜がとにかく美味い!
僕自身も年に3-4回は出向いて野菜を食べまくるほど大好きな九州の野菜ですが、ただ美味いだけではなくて安全で安心して食べれれて、さらに環境にも優しすぎるほど優しい。
今回は、そんな九州野菜を販売する「やお九州」マネージャー兼起業家の江藤さんのゲストブログということで、ご自身が携わっている宮崎県綾町の「自然生態系農業」について詳しく書いていただきました。
まずは下記の文を読んでみてください。
綾町では、自然の摂理を尊重した農業を推進するため、昭和63年、全国初の「自然生態系農業の推進に関する条例」を制定。
この条例に基づき、澄んだ青空、降りそそぐ光と、緑豊かな自然に囲まれた母なる大地を舞台に、新たな農業、農村づくりを進めています。
出典→綾町公式ページ
さあ、ここから江藤さんの執筆になります。
■全国初!自然生態系農業モデル都市「綾町」
宮崎県のほぼ中央に位置する「宮崎県宮崎市綾町(あやちょう)」は、農業を基幹産業とする緑豊かな農山村です。国内最大規模の照葉樹の自然林が広がり、その中にある湧水は「名水百選」にも選ばれています。
化学肥料や農薬を用いることで経済的な効率性を追求した近代農業がもたらした歪みを正すため、綾町憲章「自然生態系を生かし、育てる町にしよう。」に基づいて、「自然生態系農業の推進に関する条例」を国内で初めて制定された町です。
*自然生態系農業の公式ページ→ここをクリック
自然生態系農業とは
自然生態系農業とは、自然の摂理を尊重し、環境資源との調和と共生を計る長期的自然農法のことです。
具体的に綾町がどういった取り組みをしているのか?
実は綾町、農家単位ではなく「町全体の取り組み」として、土づくりや種子の配布を無料で行っています。また、家庭菜園コンクールなどを定期的に開催することで町民の自給意識を高める活動も行っているようです。
さらに生産者に対する取り組みだけでなく消費者に対する取り組みとして、農業栽培環境のレベルに分けられた3つの綾認証シールが設けられています。
■土がちがう!! なんと1973年からの取り組み
第二次世界大戦が終わり、高度経済成長期に突入し、化学肥料や農薬が日本に広がっていく中で、綾町はそれらの時代の流れに逆らって1973年から独自の取り組みを始めました。
過度な化学肥料や農薬によって壊れた土を元に戻すためには数年かかるとされていますので、綾町のこれまでの歴史ある活動には経緯を示したいですね。
今では「綾ブランド」とも言われるほど、1次産業の分野では有名になり、アジアを中心に海外からも注目をされています。
■綾町の野菜はどこで買える?
綾町のお野菜は以下で買うことができます。
綾町だけでなく宮崎県は全国の中でも有数の農業王国として一次産業が盛んな県で、お野菜が本当に美味しい町です。是非この機会に試してみてはいかがでしょうか。
①やお九州
九州のお野菜の宅配サービス
「安心・安全なお野菜を全国のこども達に届けたい」
もともと教育に関心を持つ九州出身の若者たちが、”食と教育の関係性”に関心を持ち、食を通して教育に携わるべく2011年に創業。
現在は宅配サービスだけでなく、東京都内の公立小学校の給食や、飲食セーフティーネットワーク加盟店など食の素材・安全に拘った飲食店にもお野菜をお届けてしている。
初回お試しパックは2,490円(送料込み)
②mammys store
「食卓から日本を笑顔にしよう」
食事を通して日本中の食卓が笑顔で溢れてもらいたい、そういった想いでお野菜をお届けしている。お野菜以外にも肉や和陶器なども取り扱っている。
初回お試しパックは2,600円(送料込み)
この記事を書いてくれたのは、

九州野菜の宅配サービス「やお九州」マネジャー。
「世田谷みそ汁の会」共同代表
私塾や大学でときどき講演活動なんかもしながら、今日もまったり生きてます。
活動内容→http://zenhappiness.strikingly.com
やお九州facebookページ→https://www.facebook.com/yao800
ということで、いかがでしたでしょうか。自然の生態系を守りつつ商業的な農業をバランス良く保つために努力を重ねている綾町の取り組み。そして、そんな農地で採れた新鮮な野菜を取り寄せできるネット通販。
江藤さんのイチオシはキャベツ、白ネギ、そして小松菜だそうです!