天安河原

高千穂「天安河原の女子旅ガイド」アクセス方法と甘味処@天岩戸神社

天安河原

岩戸に隠れた天照大神(アマテラス)を外に出そうと、八百万の神々が集まって相談した場所といわれる”天安河原”を参拝してきました!
 
 
今までいろんな神社や聖地をめぐって来ましたが、これほどまで強力なインパクトを受けた場所は初めてではないでしょうか。
 
というわけで、初めて訪れる人のために僕(@ka__zz)の旅の様子とアクセス方法、そして参拝ルートを紹介します。
 

九州聖地巡り2泊3日のオトメ旅と題して福岡→熊本→宮崎の高千穂へやってきた僕(@ka__zz)たち。
 
 
高千穂峡(高千穂峡の名所”真名井の滝”)
 
この日早朝、熊本市街のホテルを出発した僕らは、

幣立神宮を参拝(熊本)

高千穂峡散策とボート

高千穂神社

天岩戸神社

 
と、こんなルートでいよいよ楽しみにしていた天安河原へ..

 
天岩戸神社(天岩戸神社の西本宮の拝殿。東本宮はここから徒歩で5分くらい)
 
天安河原へ行く前に、西本宮そして東本宮に祀ってある天照大神にお参りしておきましょう。
 
 

 
天岩戸神社

九州各地から高千穂の路線バスの拠点”高千穂バスセンター”までの案内をまとめてみました。
 

高千穂へ電車・バスでくる場合

・博多・天神駅→高速バスで約3時間30分→料金と時刻表はここ
・熊本駅→特急バスで3時間→料金と時刻表はここ
・宮崎駅→JR特急で1時間→延岡駅→路線バスで1時間30分→時刻表はここ
・大分駅→JR特急で2時間→延岡駅→路線バスで1時間30分→時刻表はここ
・鹿児島中央駅→新幹線で45分→熊本駅→特急バスで3時間→料金と時刻表はここ
 
「高千穂バスセンター」から路線バス”ふれあいバス”に「岩戸線」に乗り換えて天岩戸神社へ行けます。
*料金と時刻表は→ここをクリック!
 
 
天安河原

西本宮から天安河原までおよそ500mの距離、岩戸川の渓流沿いを歩いて行きます。案内板があるので迷うことはないでしょう。
 
 

天安河原

渓流沿いを歩くだけで浄化されてしまうほど、清涼なエネルギーに満ちています。
 
深く大きく呼吸しながら奥へ進んでまいりましょう。
 
 
マクロビ

一緒に旅をした友人なおみん(@Naoming522)と、のぢこさん。
 
 
高橋直弓の♡世にも感嘆なマクロビオティック♡

 
天岩戸神社

*天安河原にまつわる日本神話
 
ある日のこと、アマテラス大神が慎み清めた服殿(いみはたや)で、天の服織女(はとりめ)に神御衣(かむみそ)を織らせていた時、その服殿の天井に穴をあけて、高天原の斑(ふち)入りの馬を逆剥ぎに剥いで、その穴から落とし入れた時に、服織女(はとりめ)がそれを見て驚き、横糸を巻いていた機織りの道具で身体を突いて、死んでしまいました。
 
 
それを見て怖ろしいと思った、アマテラス大神は、天の石屋の戸を開いて、その中に隠れてしまいました。
 
すると高天原はすっかり暗くなり、葦原中国も真っ暗になってしまいました。すると大勢の神々のざわめく声が満ち、あらゆるわざわいが起るようになりました。このため八百万の神々が天の安の河原に集まり相談しました。そこでタカミムスヒ神の子のオモヒカネ神に、アマテラス大神を天の石屋から出すにはどうしたらいいか考えさせました。
 
 
オモヒカネ神は、まず常世の国に住む長鳴鳥を集めて鳴かせました。それから、天の安の河の上流にある堅い石を取り、天の金山の鉄を取って、鏡を作らせました。また勾玉を数多く連ねた長い長い玉飾りを作らせました。また天の香山(かぐやま)の雄鹿の肩をそっくり抜き取って、天の香山のニカワ桜を取ってきて、火のついたニカワ桜の木の枝で雄鹿の骨を焼いて占いをさせました。
 
 
天の香山の生い茂った榊を根こそぎ掘り出してきて、その榊の上の枝には勾玉を数多く連ねた長い長い玉飾りをかけさせ、中の枝にはに大きな鏡を取りかけてさせ、下の枝には白い布と青い布をかけさせて、石戸の前でお祝いの言葉を申し上げさせ、アメノタジカラオ神を戸の脇に隠れて立たせました。
 
 
アメノウズメ神は天の香山の天の日陰蔓をたすきにして、蔓草を頭の飾りにして、笹を手に持って伏せた桶の上に立つと、桶を踏みならして、音楽にあわせておどりました。神懸かりしたアメノウズメ神は、我を忘れ、胸を露出させ、裳の緒がをホトまでおし垂らして懸命におどりました。そして、八百万の神々は、高天原が鳴り響くほど、いっせいに笑いました。
 
それを聞いたアマテラス大神は不思議に思って、天の石屋の戸を細く開け、石屋の内側からたずねました。
 
「私がこもっているので、天は自ずと暗く、葦原中国も全て暗いだろう。どういう理由で、アメノウズメは舞い歌い、八百万の神たちは笑っているのか」
 
アメノウズメ神は答えて言いました。「あなた様よりも高貴な神がおいでになるので、喜び笑って舞い歌っているのです」そういう間に、差し出された鏡を見たアマテラス大神は、ますます不思議なことだと思って、鏡をのぞき込もうとして、戸から少し出ると、アメノタジカラオ神が、アマテラス大神の手をとって天の石屋から引き出しました。
 
 
こうして高天原と葦原中国は、再び照り明るくなったのでした。
 
 
出典:アマテラスとスサノオ<第二章>天の石屋 - 編纂1300年を迎えた【古事記の神話】

 
天安河原

天安河原のクライマックス“仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわ)”に到着。
 
言葉が出なくなるほどの、圧倒的な迫力と静けさがあります。
 
 
天安河原

洞窟の中にあるのが天安河原宮、ここでもお参りをさせていただけます。
 
 

天安河原

数え切れないくらいの積み石は、ここに参った人々が家族の幸福や世の中の平穏を祈った証(あかし)..
 
少し長めにここに居ることで、岩戸川の清流と場のエネルギーに僕らの魂も浄化されることでしょう。
 
 
天安河原

この日は、平日とあって人が少なくとても静かに参拝することができました。週末や繁忙期に訪れる人は、理想としては朝、早い時間をオススメします。
 
理由は、静かなほうが場のエネルギーによって浄化されやすいからです。
 
神社などの聖地は午前、午後は観光地を回るという計画がいいのではないでしょうか。
 
 
天安河原

参拝が終わった僕らは来た道を再び戻り..次の目的地へ向かうことに。
 

天安河原

鎮座地:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸
電話:0982-74-8239
御神体:仰慕ヶ窟
創建:不明
ご利益:心願成就
参拝時間:24時間
駐車場:有(西本宮・東本宮)
 

 
天安河原

と、その前に参道にある甘味処でひと休みすることにしました。
 

華幸望(はなこうぼう)

場所:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1082-21
電話:0982-76-1200
平均予算:400〜1000円
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
駐車場:
アクセス:天岩戸神社「西本宮」から徒歩2分
 

 
 
天安河原

甘いものでさらに癒されてみます(!)
 
・小倉黒蜜ソフト 400円
 
お店の裏手にあるカフェスペースで絶景を見ながらいただくことができます。
 
 
天岩戸神社(豊かな景色と甘味でご満悦のマクロビなおみん(@Naoming522))
 

僕(@ka__zz)的あとがき

浄化のエネルギーに満ちた天安河原は混雑を避けて行くのが第一でしょう。できれば平日、週末なら午前の早い時間(〜9:30)に。週末や繁忙期は天安河原→西本宮→東本宮→甘味処でひと休み、というルートをおすすめします。
 
 
それでは皆さん、どうかよい旅を!
 
 

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