業界の常識をくつがえすお菓子「ベジップス」の開発秘話がマジですごい。

ベジップス

今日久々にローソンでカルビーのベジップスを買って食べた僕(@ka__zz)です。
 
 
ベジップスをぽりぽりと食べながら何気に成分表を見てあらためて驚いたのが「かぼちゃ、にんじん、さつまいも、植物油」しか書いてないじゃないですか!?
 
これってかなりの奇跡、ミラクルなことなんですよ!
 
日本のお菓子って添加物と化学調味料と香料などなど怪しい物質まみれじゃないですか。
 
それなのに塩すら使っていないなんて!
 
 
さらにすごいのはこの商品、発売当時はまったく売れていなかったのが、現在ではカルビーを代表する大ヒット商品に成長したことなんですよ。その背景がまた感動的なので、ベジップスファンとして紹介させてもらいます。
 

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原材料が「かぼちゃ、にんじん、さつまいも、植物油」だけのカルビーのお菓子ベジップスは奇跡の産物なんですよ。

ベジップス

全国発売早々、売れすぎのため販売休止になり、その後も着実に販売数を伸ばしつづけ、現在ではカルビーの主要商品にまで成長した「ベジップス」を、僕(@ka__zz)は愛してやまない。
 
なぜなら?
 
それは単純に美味いからです。
 
特にかぼちゃとさつまいもとにんじんが一度に味わえる、ナチュラルローソン印のベジップスは調味料はおろか塩さえ使っていないので、野菜の旨味と甘味をシンプルに味わえてしまうのです。
 
 

現在コンビニやスーパーで販売されているスナック菓子の99.99%は化学調味料、添加物、香料、着色料、動物の出汁、合成保存料・・などなどを使って、僕的な表現でいうと無理やり美味さを作り出しています。
 
それは僕ら消費者が求めているから、メーカ−が作るわけですよ。
 
 
ところがベジップスは大手メーカーでありながら”素材だけ”でお菓子を作ってしまったのです。業界のオキテ破りもいいところです(笑)
 
ところが、蓋をあけてみると大ヒット!どころか売れすぎて在庫がなくなり、販売を休止する騒ぎになり世間を騒がせました。
 
 
ベジップス

そんなベジップスですが、開発から全国発売にこぎつけるまで相当な苦労があったようなんです。
 
 
年間に何十種類と発売され、10年に一度当たりあ出れば成功とさえいわれるスナック菓子メーカー。そんな競争が激しい業界で着実にヒット商品を出しているのが皆さんお馴染みのカルビーです。
 
1964年発売 かっぱえびせん
1975年発売 ポテトチップス
1988年発売 グラノーラ
1994年発売 じゃがりこ
2006年発売 じゃがピー

 
どれもお馴染みのお菓子はすべてカルビーの主要商品ですが、ご覧のとおり10年に1商品のペースであることがわかります。
 
2012年に全国発売されたベジップスが、順調に売り上げを伸ばしていることで、カルビーはベジップスを次の10年を代表する商品とし、それにともなって50億円の売り上げまで耐えらえる設備投資を行いました。
 

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これは凄い!ベジップスの開発の背景。

ここまで読むと、わりと順調だったように思えるベジップスですが、実際のところはものすごい努力と苦労があるんです。
 
その内容についていはぜひとも下記にリンクした東洋経済の記事を読んでいただきたいのですが、ここまで書いたので概要をまとめてみました。
 
 
ベジップスの生みの親はカルビー柚木英明さん(群馬県出身)で、なんとたったひとりで開発から営業までこなしてきたそうです。それはもうNHKのプロジェクトXばりの苦労話で、読んでいて感動してしまいました!
 
 
ベジップスimage: 東洋経済オンライン
 
カルビーという全国、いやいや世界規模で大量に販売するメーカーが“野菜の素揚げ”をお菓子にして売るわけです。生産規模も販売量も品質管理も個人商店とはわけが違います。
 
加工食品なら、言い方は悪いですが加工によってごまかしがきくんです、添加物や化学調味料で。
 
しかし、野菜をそのまま揚げるわけですから、そのまんま自然の味で勝負しないといけないじゃないですか。本来なら自然食品店規模で販売するメーカーがやる仕事です。
 
それを、大量生産と品質管理、そして何よりも責任が求められるメーカーでやろうというのですから、社内での風当たりも強かったはずです。
 
とにかくすごいチャレンジ精神と信念ですよ。
 

開発から販売までの主な出来事

 
[開発期]

・2012年の全国発売だが開発スタートは2005年
・単身中国まで渡り-30℃の極寒の地で玉ねぎの種をまいた
・たった二人だけで開発(たまねぎ担当、かぼちゃ担当)
・何年もかけて野菜の産地を自分の足でまわった
・業界では異例の素揚げ製法にこだわった
・美味しい品種を日本中を駆けずり回って探し当てた
・野菜調達のルートは、すべて柚木が1人で開拓した
・海外での野菜栽培の開拓もひとりで行った
・語学も1から学び習得した
・違う種を混ぜられないように自ら中国へ出向きまいた
・中国での栽培では何度「死ぬかもしれない」と思ったかわからない
・インドネシア、ニュージーランドでも契約栽培を実現
 
 
[テスト販売期]

・4年の開発期間を経ていざ発売したがまったく売れない
・鳴かず飛ばずの状況に社内での圧力が高まった
・マーケティング担当者が病気で脱落
・開発の柚木さんが自ら営業に乗り出した
・じゃがりこのマーケティングをした先輩に相談
・開発から不慣れなマーケティング部に転向
・自らの足で営業に飛び回った
 
 
[販売拡大期]

・テレビでマツコデラックスがベジップスを絶賛
・品切れを起こすほどの大反響→販売休止
・3.11の震災により工場のラインが完全に壊れる
・茨城県に工場を作り50億円規模の供給体制を整える
・2012年全国発売!
 
 

記事から一部抜粋すると・・

玉ねぎの故郷、中国西北部の甘粛省に降り立ったのはそんな時期だった。

「もし種を混ぜられたりすると、自分のこだわった品種が手に入るかどうか分からない。だから自ら種を手に持って、北京経由で飛行機を乗り継いで、種を植えにいきました。半ば、意地になりながら」

中国での栽培では何度、「死ぬかもしれない」と思ったかわからない。現地で3日間ほどかけて栽培の準備をし、無事に種を植え終えて空港に戻ると、帰りの飛行機が欠航。いつ飛ぶのかと聞いたら「来週飛ぶかもしれない」と言われる。

現地から10時間以上かけて最寄りの空港まで車で戻るが、マイナス30℃の氷の世界のため、車が走るそばから凍っていく。1時間おきに運転手がハンマーを持って車を叩いて氷を落とすという、想像を絶する世界だ。

▼出典:ベジップスを開発、売り出しにまつわる素晴らしい記事

興味がある人はとにかく東洋経済の記事を読んでみてください。
 
僕たちが手軽に美味しい野菜チップスを食べることができるのも、柚木さんが文字通り命がけで頑張ってくれたおかげなのです。もちろん、他にもたくさんの人々が関わっているでしょう。
 
 
ベジップス

大手メーカーといえど実際の現場は、そんなに簡単なものではなくて、たくさんの汗が流されていることが今回の記事から分かりました。なんだか、小学校の時の社会見学後の感想のようになってしまいましたが、これが事実です。
 
今まで、何も知らずにベジップスを食べていましたが、今回の話を知ったことで、じっくりと味わっていただこうと思います。
 
 
そして、ベジップスがこの先何十年も定番のお菓子でありますように!
 
 
▼ベジップスを通販で買う

 


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ベジップス

ABOUTこの記事をかいた人

カウンセラー・ライター・Wordpressエディター・ブロガー・催眠術士。iPhone7plusとMacBookPro11を持ってカフェや旅に出かけたり、インドの聖地巡りをしている。野菜・穀物・果物・ときどきお菓子で生きる偏食な暮らし。宇宙の真理と気持ちのイイ生き方を追求している。