一風堂のプラントベース赤丸を食べて思うベジ系ラーメンの可能性。

埼玉西部の田舎から府中へヨガを学びに行く途中、わざわざ大回りをして、電車賃を余分に払って八王子駅にあるショッピングモールの一風堂で話題のプラントベース赤丸を食べようと思ったら、売り切れの看板が入り口にあり、ショックでうどんを食べた僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。

プラントベース赤丸というのは、一風堂が2021年2月にリリースしたベジ系ラーメンで、動物性の出汁や具を使っておらず、麺も卵抜きな植物性100%なラーメンで、全国45店舗で発売しました。

Twitterを覗いてみると・・

どうやら、あちこちの店舗で売り切れが続出しているらしいのです。

僕のように期待に胸を膨らませてお店に行ったら売り切れていた・・そんな残念な思いをした人たちがたくさんいる、ということは、一風堂が想定した以上に売れている!

ってことですよね。

肉食の友人が一風堂のプラントベース赤丸を完食してさらに替え玉を平らげた件。

そんなわけでリベンジしてきました!

念のために、OPENしてまもない時間に一風堂へ行ったのです。

食べられると思っていたものを食べられない、その欲望は倍に膨れ上がるのが人間ですから、ヨダレを垂らしながら席についた僕でした。

今回の赤丸、かなり美味しいらしい!という事前情報が飛び交っているので、さらに期待は膨らみます。

僕がいろいろ見たレビューでは、ロケットニュース24のこの記事が最高でした。この記事いわく「健康志向ゼロの人でもハマる味」だそうで、その表現力はさすがです。

 

 

このようなラーメンがリリースされると、ベジタリアン界隈で一部盛り上がるのですが、今回は世界に名だたる一風堂ということで、メディアや一般層も巻き込んで、大きな話題になっているのでした。

 

プラントベース赤丸とは?

一風堂が2021年2月に期間限定でリリースしたプラントベース(植物性100%)で出来たとんこつ風ラーメンです。豆乳ベースのスープがまるでとんこつスープで、チャーシューもどきの大豆ミートなど、とんこつラーメンのようでとんこつじゃない、未来志向のラーメンです。

 

一風堂が日本で初めてプラントベースのラーメンを提供したのは、今から7年前、新横浜のラーメン博物館です。当時、期間中に5〜6回は食べに通いました。創業者の河原会長が自ら開発したとあって、今思い出して絶品のベジラーメンでした。その後、2016年、都内の複数店舗でビーガンラーメンを期間限定で発売。これは、パンと一緒に食べるという面白いラーメンで、当然ながら味も絶品。何度も通いました。

さてさて、今回のベジラーメン。

実際に、食べた感想は「めちゃくちゃ美味しい!」それ以上でもそれ以下でもなく、シンプルに美味しいのです。この日、肉食の友人と一緒に行って、プラントベース赤丸をごちそうしたのです。まず、そのビジュアルに驚き、ひと口、ふた口と麺をすすり、スープを飲むと・・「これ美味しい!」と言い、イッキに麺を食べ終え・・

それだけではモノ足りなかったようで替え玉を注文。

スープまで一滴も残さずに綺麗に完食していました。(おごった甲斐がありました)

 

▼2014年に一風堂が新横浜のラーメン博物館でリリースしたビーガンラーメン

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一風堂

▼2016年に一風堂が都内で発売したビーガンラーメン

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vegan ramen
大豆ミートのチャーシュー以外はふつうのラーメンと同じビジュアル。
豆乳ベースのスープなのに不思議と豚骨スープの味がする!と友人談。
130円で替え玉を追加した図。麺もかなり美味しい!

今からおよそ20年くらい前に、博多で先輩の信太郎さんと豚骨ラーメンを食べました。

博多では有名店で、長浜屋というお店でした。

僕が豚骨ラーメンを食べたのは人生でこの一回だけなので、本物の味がどんなだったかすっかり忘れました。しかし、友人いわく、本物のとんこつスープよりこっちのほうが美味しい!と言うのですから、本当に美味しいのでしょう。

プラントベース赤丸は、プラントベース という枠組みを超えて、ふつうにラーメンとして美味しい!というレベルであり、誰が食べても美味しく感じる上質な料理です。このクオリティは、新横浜ラーメン博物館の熊本ラーメンこむらさきが2015年にリリースしたヴィーガン王様ラーメンにも匹敵します。

 

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とんこつラーメン

停滞していたベジ系ラーメンの未来に光が差し込んだ渾身の一杯。

日本のベジ系ラーメンは、先に紹介した新横浜ラーメン博物館と、東京の有名店ソラノイロ、東京駅ナカのT’sたんたんが、大きなリスクを背負いながらパイオニア的に開拓してきました。まだまだ商売として成り立たない頃から、果敢にチャレンジしていたのです。

健康意識の高まりと、ベジタリアンが多いインバウンドの増加と共に、ベジ系ラーメンが市場で商売としてなんとかやっていけそうな、そんな状況にまで成長してきました。

それでもラーメン界全体から冷静に見れば、ベジ系ラーメンのシェアはわずかなモノで、極めて限定的であり、大きな広がりにはなっていないのが現実です。

そんな状況で新型コロナウイルスによるパンデミック騒動です。

自粛ムードによって外食の回数が減り、外国人旅行者がいなくなった現在、極少数派のベジタリアンを相手にした商売は帰路に立たされています。

プラントベース赤丸が15時には売り切れるのもうなずけます。おそらく、各店舗で販売見込を立てて材料の仕入れをしているのでしょう。材料が余って廃棄するリスクを避けるにはそれしかありません。

ところが、一風堂が予想した以上に売れているのです。

プラントベースフード市場が大きく変化していることを実感できます。

そして、プラントベース赤丸は、ベジタリアン・ヴィーガンという極一部の客層ではなく、一般の一風堂の顧客に向けた商品であったことも好調の原因ではないでしょうか。印象がよくないヴィーガンという単語を使わないのも成功要因のひとつです。実際のところ商売として利益が上がっているのかどうか?は別にして、2016年当時と比較すれば、間違いなく一般層でも味が良ければプラントベースのラーメンが売れる、ということが分かったはずです。

 

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日常食であるラーメン、その「美味しい」の基準は・・

・また食べたくなる
・実際にまた足を運んで食べる
・友達や家族にクチコミをしたくなる

という行動に繋がるくらい、ユーザーの味覚を満足させる必要があります。

その見方をすると、今回のプラントベース赤丸は基準をクリアした商品であると思うのです。ロケットニュースさんの記事のように「健康志向ゼロの人」でも満足できる味を実現しています。

そもそも、健康になるために人々はラーメン屋へ行くわけじゃありません。

しかし、ラーメンの食べ過ぎで不健康になる人は星の数ほどいます。プラントベース赤丸のようなベジ系ラーメンは不健康になるリスクを減らすことは間違いありませんので、新型コロナウイルスによって日本人全体の健康志向は高まりを見せています。

味が良くて、満足できるなら人々は健康に良いものを選択する時代が来ています。

 

僕(@ka_zz)自身も、このラーメンなら何度でも食べたい!と率直に思いました。そんなわけで、一風堂さんにはどうかプラントベース赤丸をレギュラーメニュー、そして全店舗で発売してください、とお願いします。

実際にそうなった、しっかりと通わせていただきますので!

 

▼僕が家に常備しているビーガンのカップ麺

それでは皆さん、素晴らしい人生を

Have a good day!

and God bless you!

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