お肉をいっさい食べない人をベジタリアンと言いますが、ここ最近世界的にベジタリアン人口が増殖していて、この記事を書いている僕(@ka__zz)もベジタリアンです。
ヱヴァンゲリヲンの監督でもあり、絶賛公開中の宮崎駿監督「風立ちぬ」で、主人公である堀越次郎の声を演じる庵野秀明さんもそのひとりで、その理由を調べてみると・・
なるほど・・!と共感できる内容でした。
肉魚を食べないベジタリアンな庵野秀明監督
庵野さんが主人公を演じる宮崎駿監督の「風立ちぬ」、早く観に行きたい!
今回はがガイナックス時代から尊敬してやまないヱヴァンゲリヲンの監督、庵野秀明さんの偏食ぶりを紹介するのですが、その前に彼のプロフィールを簡単にまとめてみましょう。
庵野秀明プロフィール
1960年山口県宇部市生まれ
日本の映画監督、アニメーター。株式会社カラー代表取締役社長。
山口県立宇部高等学校卒業、大阪芸術大学芸術学部映像計画学科(現・映像学科)退学。自ら設立したアニメスタジオ「株式会社カラー」の代表取締役を務める。
妻は漫画家の安野モヨコ。
仲人は宮崎駿。
スタッフとして「風の谷のナウシカ」や「オネアミスの翼」に参加。監督作品は「ふしぎの海のナディア」実写版「キューティーハニー」「新世紀エヴァンゲリオン」など。
詳細は庵野さんの公式ページをどうぞ。
庵野監督が肉魚を食べない理由
庵野さんの素晴らしい偏食ぶりをウィキペディアから引用します。
肉料理や魚料理が死体にしか見えないという理由で食べられない。また、キノコも菌が不潔という感情が消えないため、食べられない。
過去6年間決まって定食屋で注文するメニューとして卵焼きを挙げている。
九州ローカルテレビ番組で、豚骨ラーメンなどを食べているので、肉系のダシなどは摂っている。
肉の味そのものは嫌いでないらしく、夫である庵野秀明との結婚生活を描いた安野モヨコの初エッセイコミック「監督不行届」の中で、サッポロポテトのサッポロポテトバーベQ味を主食とする様が描かれている。
以上のことから、ベジタリアンと言うより、ただの偏食と言った方が的を射ている。
本人も自分のことをただの偏食と公言しており、「治すべきだと思っているし、治せる物なら治したいのだが、長年の習慣のため今さらどうしようもない」と言った主旨の発言をしている。
偏食では自信がある僕から見ても筋金入りの偏食ですね(笑)
庵野さんが好んで食べる物
庵野監督の大好物がこれまたすごくてアニメーター、監督業という激務をよくこれで生き抜いてきたと思ってしまいます。
・サッポロポテトバーベQ味
・ベビースターラーメン
・カブキあげ
・お好み焼き(肉ヌキ)
・きつねうどん
・ピザ
・パスタ
・野菜カレー
・たまごサンドイッチ
・ビール
・ワイン(赤)
・日本酒
などなど。
僭越(せんえつ)ながら僕とかぶる食べ物が多い、親近感がわきます。
最近では、奥様安野モヨコさんによる食育指導(笑)でだいぶ偏食は改善されたとのこと。
庵野さんが監督したNHKアニメの主人公がベジタリアンの設定。
(庵野さん初のテレビアニメ監督作品「ふしぎの海のナディア」)
1990年にNHKで放送されたアニメ。主人公の少女ナディアがベジタリアンという設定。
ウィキペディアによると..
サーカスにいた頃に様々な動物と仲良くなったが、老いたサーカスの牛が売られていく時に死に際の声を聞いてしまい、以降は肉料理を味見することすら極端に嫌うベジタリアンとなった。
生物の命を奪う者は全て悪人と信じきり、生存のための狩猟に対しても強い敵意を向ける..
奥様である安野モヨコさんとのエピソード
僕がマジで大好きなマンガ「花とみつばち」の作者、安野モヨコさんが奥様と知った時はかなりの衝撃でした。そんな安野さんが庵野さんと結婚する前のエピソードを、阿川佐和子さんとの対談でお話されているようです。
対談の内容をまとめたブログさんから抜粋すると..
安野モヨコ→庵野監督はベジタリアンだからデートに行っても、うどんかお好み焼きの豚玉豚肉抜きしか食べない。
出典→ 「シンジの”ほにゃらら”賛歌」
豚玉の豚肉抜き!やるね庵野さん。
▼僕的、安野モヨコの最高傑作コミック
最後に、安野モヨコさんの対談記事からもうひとつ。
庵野さんが偏食な草食男子らしい素敵なエピソードです。
お肉を食べないせいなのか、大変に穏やかな人なんですよ。仕事ではブチ切れることがあるらしいんですけど、私は怒られたことないです。だいたい私が怒ってる。
~中略
スランプになったときに主人が「漫画をやめたいならやめてもいいんだよ」と言って。
「どっちかというとやめたいかな」って気持ちになって、「三ヶ月休んでみて、もう一回描きたければ続ければいいんじゃない」という話になったんですよ。
いいなあ、庵野さん。これからも健康に気をつけて面白い作品を送り出して欲しいですね。
「風立ちぬ」そしてヱヴァンゲリヲンの最終章「シン・ヱヴァンゲリヲン」を観るのが楽しみです!
それでは皆さん、よい一日を!