来週旅をする「オームカレシュワル寺院」は、インド・ネパールに存在する12のジョーティリンガム(人造ではなく自然が造形したと言われる)のひとつが鎮座しているインドの最重要寺院のひとつです。
せっかく参拝するのだから事前に概略だけでも知っておきたい!ところが地球の歩き方など国産ガイドブックに載っていないので、ネットで色々と調べた情報をまとめてみました!
首都デリーから国内線の飛行機でインドール空港へ..
空港からバスを乗り継くかタクシーで80km、およそ3時間ほどの陸の旅。
(All Image:ウィキペディア )
マディヤプラデーシュ州はヒンドゥー教7大聖河のうちひとつナルマダー河が流れる聖地に出来た中州の島マンダータにあるオームカレシュワル寺院。
ॐ(オーム)を形どるマンダータ島には、いくつもの寺院があって、ジョーティルリンガがおさめられているオームカレシュワル寺院はヒンドゥーの最高神シヴァ神を祀る寺院。
何がオームのカタチなのかというと、よく分からない(笑)Googleアースでも見ても特にॐは見当たらない。
ネットで調べてみたら出てきた。
なるほど!巡礼の路がॐのカタチをしていて、どうやらこの順路を2〜3時間かけて歩くことで、巡礼者が自らオームを描くことになるようだ。
ヒンドゥー寺院のほかにもジャイナ教の寺院もあって、島自体が巡礼地となっているようだ。島を徒歩で一周しながら参拝をしてお腹が空いたら食堂でカレーを食べる..疲れたら川岸で瞑想して昼寝、そんな過ごし方ができる。
▼オームカレシュワル寺院公式ページ
(マンダータ内にあるMamleshwar寺院、この中にジョーティルリンガがある)
オームカレシュワル寺院
場所:インド共和国マディヤプラデーシュ州カンドワ 450554
気温:25〜42℃
沐浴:ガートで可能
飛行機:デリーから国内線でインドール空港へ
鉄道:ムンバイ・デリーから鉄道でインドール駅
インドール駅から:→バスかタクシーでおよそ80km
*寺院のウィキペディア
ジョーティルリンガとは
インド国内に11個、ネパールに1つ存在するジョーティルリンガ(ジョーティーリンガムとも言う)は、ヒンドゥーの最高神シヴァ神を象徴するもので「始まりも終わりもない宇宙創造の源泉となったエネルギー」であり、インド国内おいて無数に存在するシヴァリンガの中でこの12個のみが人間による造形ではなく自然(神)の力によって出現したもの。
インド人が生涯のうちに1つ拝むことができれば思い残すことがないと言われているほど尊いものである。
▼12のジョーティルリンガ
12のリンガがおさめられている寺院のうち、旅行ガイドに載っているものは殆どなく(観光で行く場所ではないため)リサーチするのがネットのみという状況で、実際に旅をされた個人のブログはとても貴重な情報源となりました。
▼参考になる旅ブログ
実際にこれからオームカレシュワール寺院に行かれるかたは、ぜひ現地で最低3泊するくらいの日程を組んでみるといいと思う。メインの寺院以外にも見所は豊富にある。聖なる光のリンガ、シヴァ神の恩寵を受けるこの地で、自分という宇宙とがっつり向き合ってみるといいだろう。
Have a good Trip!
om namah sivaya.