「ホーホケキョ♪」うぐいすの鳴き声がひびきわたる隠れ家的な蕎麦屋「くりはら」で、最高に美味しい十割そばを食べてきた僕(@ka__zz)です!
食べただけではありません。すっかり癒されてしまったのです、日頃の疲れやストレスが!こんなお店が神奈川県秦野市にあったなんて!
蕎麦の味だけではなく料理もうまい、器も素敵、古民家の建物、庭、ロケーション・・そのすべてが調和されて深みがあるんです。
ということでお店の詳細をレポートします。
神奈川県秦野市にある「手打そば くりはら」は蕎麦屋でありながら上質なパワースポットだ。
(渋沢駅から歩く食いしん坊会のメンバー)
結論から先に言えば、僕の人生でいちばん癒された蕎麦屋が今回の「くりはら」といえば、その素晴らしさが伝わるのではないでしょうか。
今回いただいた十割が美味しかったのは当然のことながら、古民家のたたずまい、美しい庭、うぐいすの鳴き声、格子戸から入ってくる風、適度に気配りをしてくれるサービス・・そのすべてが丁度いいのです。
敷地内に入った瞬間からくりはらの魅力にヤラれてしまいました!
新緑の季節ということもあって庭の樹々たちの奥に古い日本家屋がのぞきます。
「手打そば くりはら」もうこの時点でリピートしまくろう!ハイ、決定です。
アクセス
新宿駅からおよそ80分。小田急線小田原線は渋沢駅の南口から徒歩20分。住宅街を抜けて山間をあるくと右手にお寺があってそのすぐ先です。
到着したは12時50分・・平日なのにほぼ満席。
そしてお店の中も素晴らしく素敵です!
群馬からはるばる5時間、来てよかったー\(^o^)/
運よく、奥の座敷席がちょうど空いたところで待たずに着座。
蕎麦前に、各々がお酒と肴をいくつか注文すると、先にぬか漬けの盛り合わせが登場..
凝った器に美しく盛り付けられたぬか漬けたち、味も良いです!
この日、日本酒の地酒を呑もうと思っていたのですが、身体に相談したところ、シュワシュワ感が欲しいということで麦酒にしました。
僕が注文したお酒は
盛岡産の地ビール”ベアレン”のクラシック 550円
初めていただく銘柄で、瓶のカタチとアンティックなデザインが僕好み。
テンションがあがります。
泡の様子を見ながら、丁寧についでいきます・・・
– 発泡のにごり酒を呑んでご満悦な、なおみこさん(@Naoming522) –
ごくごくと、ひと口目の至福を味わった後の写真です。かなり濃い風味のする麦酒で、珈琲に例えるとエスプレッソです(笑)なのに後味がスッキリで気持ち良くいただけました!
▼なおみこさんの最新レシピ本
くりはらの料理はどれもこれも美味!
せっかく遥々、秦野まで来たのだし、いつもよりも多めに料理を注文しました!
上の写真は自家製の刺身こんにゃく 350円、麻炭が練りこんであるので黒いのです。
断言しますが、このさしみ蒟蒻、このお店に来たら食べないと損ですよ!
3人で取り合いするほど、美味しいです!
つづいて、野菜のてんぷら盛り合わせ。
メニューにてんぷらの単品はないので、天せいろ 1600円を注文。
普段、僕は蕎麦屋で揚げ物を食べないのです。
蕎麦を食べる前に、揚げ物を食べると舌が油で麻痺するので。なんですが、ここのてんぷらはそんなことお構いなしに食べて正解でした!
メニューにあれば蕎麦屋でも居酒屋でも100%注文する冷奴。
・幻のすくい豆腐 250円
自家製の醤油(これが、また美味い!)につけていただきました。
この豆腐もめちゃくちゃ美味しくて、つまり注文した料理が全部美味しいのですよ。
しかも、それぞれの料理が美しい器に盛られているのですから感動レベルです。
これは女子二人が注文した麻ひしお蕎麦、麻の実がたっぷりかかっていて、ヘンプ(大麻)オイル入りのひしお(麹を発酵させた味噌のような調味料)につけてい食べます。
二人ともヴィーガンなのでひしおに手作り醤油を垂らしていただきました。
三口ほどいただきましたが、これも美味いです!
麦酒も呑み終わり、ほろ酔いのところでいよいよ本日のメインです。
僕が注文したお蕎麦
・せいろ 850円+大盛り300円
蕎麦は石臼挽きで、他にも手挽きのざるがあります。今回、大盛りにしましが蕎麦前にいろいろ食べたので普通盛りでちょうどよかったかもしれません。
うっとりするほど美しい!
蕎麦も器も..
蕎麦通の方々が評するような形容詞はまったく必要のない蕎麦です。
ただ、美味いです!
とろっとした濃いめの蕎麦湯。
至福に満たされながら蕎麦の余韻を味わいました。
天井を見上げると大きな梁に美味しそうな文字が!
これは食べないと失礼です(笑)
乳製品と白砂糖不使用のスイーツ
・豆腐のチーズケーキ風タルト 300円
くりはらの料理は相当高いレベルでオーガニックです。そして、お蕎麦屋さんとは思えなほど美味しいケーキでした。
お店には自然食品店でおなじみの品々がたくさん売っています。
身体に良いのはもちろん、安心で安全な食材。
ガールズトークに花を咲かせる二人。
このお店に住んでしまいたくなるくらい居心地の良い空間、場所のエネルギーも素晴らしく、神社やパワースポットにいるような気分になります。
パワースポットは、パワーをもらうのではなく”自分に戻れる”場所なんですよね。
手打そば くりはら
場所:神奈川県秦野市渋沢2098
電話:0463-88-1070
平均予算:1500〜2500円
営業時間: 11:30~15:00
土・日営業時間: 11:30~15:00 and 17:30-20:00
定休日:月曜・火曜(祝日の場合は営業)
駐車場:有
公式ページはここをクリック
スイーツを食べ終わってお茶を飲みながら、中庭から吹いてくる心地良い風に当たって酔いを冷ました僕(@ka__zz)。
幸福な午後のひと時でした。
くりはらに入ってから3日後にこの記事を書いています。僕の心はまたくりはらへ行きたがっています。蕎麦が美味しいだけではこうはなりません。
場所、雰囲気、人、自然・・そんな要素が調和したお店だからこそ、無性に行きたくなってしまうのです。
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それでは皆さん、よい一日を!
Have a good day!