10年で3回ほどしか風邪で寝込まないのに、2019年3月だけで熱を出して三回寝込んだ僕(@ka__zz)です、ごきげんよう!
3月といえば誕生日月ということもあり、激烈に忙しく、そして変化の多い季節なんですよね。
今年もいろいろ人生の転機になるようなことがありまして、ストレスがたまることもあれば、とても楽しい出来事もあった次第です。人生というのは両極(ストレスと楽しさ)があって、そのどっちも体験してこそ充実するわけです。
今回紹介する「具縛」は激動の三月だったからこそ、価値ある食事となりました。本当は教えたくないけど、この最上級のお店を僕なりに記録(ログ)として書き記すことにしたのです。
埼玉の片田舎にあるのに大繁盛している自然食レストラン「具縛-ぐばく」
埼玉県人をおおいにディスった映画「跳んで埼玉」が興行収益30億円を突破するらしい。
そして、平成から令和に元号が変わろうというタイミングで、日本円の紙幣も一新することになり、一万円札にこれまた埼玉出身の渋沢栄一先生になるというニュース。
ベジ飯屋の「具縛」は、大いに盛り上がっている埼玉県の日高市にあります。
古い民家を改装した具縛は「ぐばく」と読みまして、およそレストランには似つかわしくない響きではありますが、意味をひもといてみると・・
らしく、それはまさしく僕(@ka__zz)自身のことでもありまして、そんな面白いネーミングですから、このお店はふつうのレストランとは(いい意味で)大きくかけ離れているのでありました。
具縛の営業日は毎月1日〜10日の限定10日間だけ。
一般的なお店は毎週月曜日休みとかじゃないですか?
具縛は、毎月1日〜10日だけ営業して11〜月末はお休みになりまして(月末は月一回の料理教室があります)、農作業(無農薬栽培)や自然食品を仕込んでいるようです。
具縛の料理は野菜系80%、お肉魚卵乳系20%ほどの構成で、副菜とご飯とドリンクがバイキング形式、メインのおかずとスープとスイーツが出来立てをサーブしてくれます。
ベジタリアン向けに書くと、ビーガン料理6割、ベジ料理2割、動物(肉魚卵乳)系2割な感じです。
具縛の料理は無農薬で固定種の野菜を使っています。
上の画像は2019年2月のメニューです。
16品目のうち11品が食べ放題となっていまして、可能な限り自家栽培で自然農(さらに固定種)のお野菜をふんだんに使い、調味料もオーガニックにこだわっています。
日高市、飯能市には固定種のタネを専門に扱う全国的にも有名な”野口タネ店”や”たねの森”があることもあり、上質な野菜を手軽に食べることができる地域でもあります。
さてさて、ここから具縛の料理をいくつか紹介していきましょう。
野菜の質が良くても、どんなに健康に良くても料理が美味しくなければ何の意味もありません。
だって、僕たちは美味しいものを食べるために外食するのですから。
その意味で、具縛の料理は相当ヤバいのです!
美味しすぎので、ついつい食べすぎてしまい、お腹いっぱいになってしまうのでした!
お店はいつ行ってもほぼ満席なんですよね。
埼玉の田舎のさらに奥まった場所にあるにもかかわらず・・です!
料理に関して言えば、特に思い切り手が込んでいるというわけでもないのに、言い方を変えれば、わりと家庭料理に近いメニューなんですよ。
ですが、とびきり美味しいのでした!
家庭では真似することできないほど美味しい家庭料理を好きなだけ食べることができる。
それが具縛の魅力なんです。
田舎で商売が繁盛する要素がすべて詰まっているお店。
田舎の外食といえば焼肉、寿司、イタリアン(パスタとピザ)が主流で、具縛のような野菜が主体のお店が商売として成り立つには、異例中の異例となります。
どうしてかというと、田舎ほど野菜は豊富にあり、家庭料理=野菜と豆腐(などの豆類)なので、外食してまでそれを食べる必要がないからです。
別の見方をすれば・・・
質の良い野菜が安価で手に入る田舎に住む人々は、肉魚を思い切り食らうことが外食の主目的となります。それはつまり外食とは非日常を楽しむことであり、欲求を満たすことです。
野菜料理で欲求を満たすって相当むずかしいことですが、具縛ではそれが出来てしまうのでした!
固定種で無農薬栽培の野菜料理をビュッフェで食べるという贅沢。
さてさて、具縛のビュッフェランチは一律2150円(税込)です。
このクオリティの料理を好きなだけ食べることができるって驚きじゃないですか!
ここでひとつ問題がありまして、僕の場合なんですが、質の良い料理って少量でお腹も気持ちも満たされてしまい、たくさん食べることができないのです。具縛の料理は当然ながら上質でエネルギーに満ちています。
それは料理家さんの人柄やエネルギーを反映したもの、そして場所の”氣”によって僕たちは元氣になるわけですが、ふつうであればいつもの半分の量くらいで身もココロも満たされてしまいます。
しかし、これだけ美味しい自然栽培の野菜(しかも固定種がメイン)が好きなだけ食べることができるわけですから、ありがたく食欲を全開放させてたくさん食べさせていただきます。
僕たちは日頃・・
「食べすぎてはいけない」
「身体によくないものを食べてはいけない」
「ヘルシーなものを食べなくてはいけない」
などなどの制限だったりルールで自分自身を縛りながら食生活を送っています。
具縛にきたら、そんな制限やルールをすべて外して、いい意味で欲望のままに好きなだけ食べてみてください。
だって具縛の料理は、低カロリーで低脂肪で低コレステロールでNON GMO(非遺伝子組換え)でNON MSG(化学調味料不使用)で、固定種(NON 品種改良)で、無農薬栽培なんですから。
身体もココロも魂までもが喜ぶ料理です。
そもそも具縛という言葉は、”煩悩に縛られている”という意味ですから(笑)
たまには自分に甘く優しくするのもいいものです。
アクセスと営業時間と予約について
都心からのアクセスは・・
新宿からだと、歩いて地下鉄の新宿三丁目駅へ行き、副都心線で飯能駅まで乗り換えなし。
西武新宿駅からだと、所沢で西武池袋線の飯能行きに乗り換えます。
飯能駅からはバス(医大31埼玉医大行)に乗っておよそ30分
↓
北平沢のバス停で降りて、そこから徒歩で3分ほどで到着です!
具縛は営業時間という概念も他のお店と違います。
まずは事前に予約してください(記事末に電話番号を記載しておきます)
そして当日は11時50分くらいに”集合”して12時からビュッフェがスタートします。
トーストにすると激ウマな玄米パン、お惣菜は購入してテイクアウトすることができます。
フードギャラリー具縛の詳細
場所: 埼玉県日高市北平沢456
電話:042-989-3766
平均予算: 2150〜3000円
営業時間: 12:00~14:30
営業日: 毎月1〜10日
駐車場: 有り
公式ページ:https://foodsgubaku.blogspot.com/
▼飯能にきたら確実に食べて欲しいうどん