【肉食はスタミナが無くなる!?】ウルトラマラソンの超人がベジタリアンな理由。

山岳地帯を24時間ぶっつづけで走りきる超過酷なウルトラマラソンを7連覇したスコット・ジュレク。伝説的超人として崇められているスコットが、実はベジタリアンでしかも完全菜食なヴィーガンだという。
 
 
肉を食わなきゃスタミナが持たない!と教えられてきた僕らからすると、そんなわけないだろ!?と思ってしまいますが、インタビュー記事を読むと間違いなく「肉を食べないからスタミナが持つ!」と言っています。
 
 


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「肉を食べないとスタミナがつかいない」という世界の常識を、この世界でいちばんスタミナを使うスポーツの伝説的チャンピオンがくつがえしたのが、山岳地帯を24時間走り続けるウエスタンステイツ・エンデュランスランを連覇しつづけたアメリカンヒーローなスコット・ジュレクです。
 
 
今回、スポーツ雑誌のNumberが、彼にインタビューしました。その内容を読むと、超人的スタミナがついた理由が明確になります!
 
 
Sports Graphic Number WEBから抜粋..

コロラド州ボールダーにあるアルファルファ・マーケット。地元で採れた新鮮野菜を中心に販売するこのスーパーに、週に数度、食材の買い出しに来る男がいる。
 
 
ケール、椎茸、ジンジャー、ターメリック……。男は、ショッピングカートに“いつもの野菜たち”を次々と入れて行く。細面の顔に黒ぶちのメガネを身につけた、ちょっと“オタク”を思わせるルックス。そこからは、彼が成し遂げて来た偉業を想像するのは難しい。
 
 
彼こそ、トレイルランニング界の伝説の男、スコット・ジュレクなのだ。
 
スコットは、“ウエスタンステイツ・エンデュランスラン”という名レースで7連覇を遂げ、“バッドウォーター・ウルトラマラソン”という灼熱のデスバレーを走る大会では2度優勝。24時間走ではフルマラソン6回半分の距離、266.01kmを走り、アメリカ記録を樹立した。
 
まるで超人だ。
 
完全菜食主義者=ヴィーガンになったきっかけとは..

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しかし、彼のような超人がいったい何を食べているのかを想像するのはもっと難しい。そして、何を食べているかを聞いた人はみな眼を丸くするだろう。なぜなら、彼は、野菜しか食べない完全菜食主義者=ヴィーガンだからである。
 
 
狩猟や釣りが生活の一部になっているミネソタ州生まれのスコットは、もともと野菜嫌いな少年だった。幼少期食べていたのはミートやポテトが中心。ハイスクール時代はマクドナルドなどのファストフードもよく食べた。
 
 
そんな彼の不健康な食生活に、最初に警鐘を鳴らしたのは母親だった。
 
「母は多発性硬化症で長い間闘病していました。僕自身大学時代、インターンとして働いた病院では、患者たちの貧しい食生活も目にしました。闘病する彼らの姿を見た時、健康の大切さを実感し、食生活を改善しようと決意したのです。アスリートとしてのパフォーマンスを改善するというよりも、健康のために野菜をたくさん食べるようになったんです」

<伝説的ランナーの食生活とは> ベジタリアン・アスリートの素顔。 ~スコット・ジュレク&デイヴ・スコットに聞く~(1/3) – Number Web : ナンバー
デイヴ・スコット …

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「ヴィーガンになって最初に気づいたのは、余分な脂肪が取れて引き締まったことです。肌も艶が良くなり若返ったし、走った後の疲労回復時間も短くなりました。アスリートのスポーツ寿命は5~10年ですが、40歳の僕が、今も現役で走ることができているのは菜食のおかげだと思います。
 
 
負傷しても、筋肉に炎症が起きにくくなったし、関節痛も少なくなりました。菜食により、必須脂肪酸をバランスよく摂取することで、身体がより抗酸化するからでしょう。最近測定したコレステロール値は110ほど。年齢のわりには善玉コレステロール値が非常に高く、悪玉コレステロール値が低かったのです」
 
 
しかし、スコットのようなウルトラマラソンランナーにとっては、持久力を維持するため、多くのエネルギーが必要になるのではないか。筋力を得るために、肉や乳製品からたんぱく質を摂っているランナーは多いはずだ。
 
 
果たして、菜食で十分な量が確保できるのか? スコットはそんな疑問に、自信を持って“イエス”と答える。

つづきはSports Graphic Number WEBにて。
 
 
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さらに詳しくスコットのこと、そして菜食がスタミナをアップさせることを知りたい方は彼が書いた本を参考にどうぞ!
 
◆スコット・ジュレクの著書「EATH&RUN 100マイルを走る僕の旅」
 
 
もっと遠くへ、もっと自由に!
 
彼はなぜ、完全菜食主義者にしてウルトラマラソンの王者に君臨し続けたのか?ベストセラー『BORN TO RUN』に登場し、世界中のランナーを魅了しつづけるランニング界の「生ける伝説」が初めて明かす、食べること、走ること、そして生きること。
 
極限を求め続けたランナーの魂の彷徨、ニューヨークタイムズ・ベストセラー!

 


 
今回のNumberの記事では、さらにもうひとり!トライアスリートを紹介しています。
 

■トライアスロン界の神デイブ・スコットも菜食主義

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1980年代にトライアスロンの王者として君臨しつづけたデイブ・スコットもベジタリアンで有名です。トライアスロンといえばスイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km、合計約226kmで行う競技。(現在は、ショート・ロング・アイアンマンの3種目)
 
 
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そんな過酷な競技を極めるために、菜食を徹底していたデイブ・スコット。
 
紹介した伝説のアスリートたちが競技で勝つために選択したベジタリアンであることを考えると「スタミナをつけるためにお肉を食べる」という常識が、果たしてホントかどうなのか!?わからなくなりますよね..
 
 
詳細は雑誌「RUN&EAT あなたの「走る」が「食べる」で変わる。 Do号/2014年3月19日発売」をご覧ください。
 
 
RUN&EATあなたの「走る」が「食べる」で変わる。 – [Sports Graphic Number雑誌紹介] – PLUS雑誌 – Number Web – ナンバー

 
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デイブ・スコットが書いたこの本はトライアスリートたちのバイブルとして読まれているそうです。興味がある方はぜひどうぞ。
 
 
◆デイブ・スコットの著書「デイブスコットのトライアスロン

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