僕(@ka__zz)による九州聖地巡りの旅..今回は佐賀県三養基郡にある肥前国一之宮「千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう)」を案内します!
佐賀が誇るパワースポットでもあり、毎年3月に行なわれるお祭り「お粥だめし」は日本3大粥祭りのひとつで有名なこの神社。初めて参拝する人のためにアクセス方法や神社の由緒などの情報をまとめてみました!
僕(@ka__zz)の聖地巡りの旅は、博多から久留米へやってきました!
午前中に久留米の聖地「高良大社」を参拝した足で、西鉄久留米駅へ戻ってきました。つまり、西鉄久留米駅を拠点にしてバスで移動できる高良大社と千栗八幡宮、このふたつの一之宮神社を一日で参拝することが可能です!
(*)ヤバいくらいのパワースポット!筑後国一之宮【高良大社】を参拝してみた@福岡県久留米市 | ベジップルズ
佐賀駅からも西鉄バスで来ることは可能ですので、佐賀市の一之宮「與止日女神社」も一日で回ることができます。
博多駅からJR鹿児島線でJR久留米駅まで40分、西鉄福岡(天神)駅から天神大牟田線で西鉄久留米駅まで35分で到着します。JRと西鉄、どちらでもOKです。
■千栗八幡宮へのアクセス方法
1・JR久留米駅 → 西鉄バス40番(目達原,長門石,佐賀行き)→「千栗八幡宮前バス停」
2・西鉄久留米駅 → 西鉄バス40番(目達原,長門石,佐賀行き)→「千栗八幡宮前バス停」
3・JR佐賀駅 → 西鉄バス40番(久留米,目達原,長門石行き)→「千栗八幡宮前バス停」
■バスの時刻表
・JR久留米駅のバス時刻表
・西鉄久留米駅のバス時刻表
・佐賀駅バスセンターのバス時刻表
上記の時刻表はすべて西鉄バス40番で、平日と土日はダイヤが変わりますのでご注意ください。
バスに揺られておよそ10分で千栗八幡宮前バス停に到着。
のどかな田園地帯にある、樹々が生い茂った小高い山が千栗八幡宮です。
■千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう)
鎮座地:佐賀県三養基郡みやき町大字白壁千栗2403
電話:0942-89-5566
御祭神:応神天皇,仲哀天皇,神功皇后
社格:肥前国一之宮
創建:神亀元年(724年)
受付時間:7:00-17:00
駐車場:有
バルセロナオリンピックの柔道で金メダルを獲得した平成の三四郎こと古賀選手がダッシュで登るトレーニングをした階段を登っていきます。
◆最初に千栗と書いて何で「ちりく」と読むのか..その由来からどうぞ。
では、なぜ「栗」と書いて「りく」呼ばれるようになったかであるが、そのことは以下の伝説により、その謎が解けるのではないかと思います。
“一体「千栗」という地名は「千の栗がいっぺんに芽が出たちゅうこつからきたとばい。」と、いう事くらいは、地元の大方の人が耳のどこかにさしはさんでいることであろうが、もう少し詳しく述べると次のとおりである。
栗の木がたくさん生えている所 この当地区には千栗八幡宮という神社があり、この神社は当時の郡司壬生春成が八幡大神のご神託を受けて創祀したわけであるが、ある日壬生春成がこの地で猟をしていると、どこからともなく一羽の白鳩が春成の弓先に止まった。
春成は不思議に思いながら、猟を終え夕方家に帰った。ところが今度はその晩、一人の白髪の老人が夢に現れて「八幡大神のご臨降の目出たい瑞相だ」と言って千個の栗の実を授けた。
不思議で成らない春成は、昨日猟をした場所へ行ってみると、何と千株の栗の木が一夜のうちに生い茂っていたという。このことをのちの神亀元年に聖武天皇に奏上したところ、天皇も大変に喜ばれ、第二皇子を祭主としてこの宮を建てられたという事である。”
以上の由来のとおり、「栗」にまつわる伝説の由来により、「栗」という字をあてて「ちりく」と呼ぶようになったものと言われています。
引用:みやき町公式ページより
古賀選手の見事な一本背負いを思い出しながら、急な階段を登っていくと..
立派な石造りの鳥居と社殿が見えてきました!
到着した時から感じていたことなのですが、どこか懐かしい空気感。
初めて訪れた神社なのに、この包まれるような優しい感覚はなんだろう..
愛嬌たっぷりの狛犬くん、はるばる群馬からやってきたよ!
ご神木さまにもご挨拶、風格漂う銀杏の木です。
ご神木の幹に息づく命..エネルギーの高さを物語ります。
悠久の時間の流れを思いながら空を見上げてみる。
この日3月14日の境内は何やら人がたくさん居て慌ただしく作業をしておりました。
その理由が地元に帰ってから判明したのですが..翌日が1年に一度の全国的にも有名なお祭り「お粥だめし」だったのです!
下の写真がお粥を煮るための石窯。
お粥で占うなんて、面白いお祭りですが、過去に大地震を予知したり不思議なことが起こるお祭りなので、是非参加してみたかった!前日に来てしまうなんて僕のバカバカバカ(´Д`)
町の重要文化財にも指定されている、堂々とした石造肥前鳥居がシンボルのここ千栗八幡宮で、毎年3月15日に開催されるお粥だめしは日本三大粥(かゆ)祭りの一つに数えられる不思議なお祭り。
その年の吉凶を占うお祭りで、1200年以上の歴史を持っています。まず2月下旬に大きな鍋でおかゆを炊き、箸を十文字に渡し、肥前・肥後・筑前・筑後の4カ国に国分けをし、箱に収めます。
そのおかゆの表面のカビの出来具合で各地の天候や農作物のでき具合、台風、洪水、干ばつ、火災などを占います。当日は近隣はもとより、遠方からも占いの結果を訪ねる参拝客で賑わいます。
引用:あそぼーさがより
バスが来る時間まで御朱印をいただいたり(社務所でもらえます)水を飲んだり山の上から景色を眺めたり..
価格 1728円
およそ2時間神社に滞在すると、離れるのが寂しく感じます..いつかまた来よう。
今度は「お粥だめし」の時に!
*千栗八幡宮前バス停の時刻表はここをクリック!
*信愛女学院前行きがJR久留米駅と西鉄久留米駅へ行けるバスです。
西鉄久留米駅に到着して、駅ナカにあった亀鶴堂(きかくどう)でおやつを購入。
いろいろ美味しそうな和菓子が並んでいて迷ってしまった僕(@ka__zz)が選んだのが..
中にサツマイモと餡子がたっぷり詰まったお饅頭(!)
これ、甘さ控えめでサツマイモの風味と餡子が絶妙でとっても美味かったです!
ぜひ、久留米にお越しの際は食べてみてくさださい。
それでは皆さん、よい旅を!