india temple

《西インド聖地巡礼の旅・最終章》アラビア海から首都ニューデリーそして最後は担々麺。

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西インドはグジャラート州にある聖地巡りの旅。
 
豪雨の中・・9999段の石段を登ったギルナール山、アラビア海沿岸にたたずむソームナート寺院では丸一日かけての特別祈祷。
 
生涯忘れることができない体験をしてきた旅もいよいよ後半にさしかかるわけですが、今回の旅行記はこれが最終章になります。前半だけで90%の体力と精神力を使い果たし、8日間のうち4日目の夜にはすでに完全燃焼をした感覚になりました(笑)
 
とはいっても、後半も素晴らしい旅になったのでしっかりとレポートしていきます。
 

グジャラート州のナゲーシュワル寺院とクリシュナ寺院。

ganesh(ホテルのフロントに飾ってあったガネーシャ像)

魂の中心がうずくようなご祈祷をさずかったソームナート寺院。
 
その日、宿泊したホテルを朝8:45に出発して、インド西部アラビア海の海岸線をバスで南下・・
 
午後2時にドゥワルカという街の宿に到着。
 
部屋の窓から海が見渡せるオーシャンビューな小さなホテルです。
 
 
indian meal

午後2時半、遅めのランチは今回の旅で初めて食べるドーサ。
 
南インド料理のドーサですが、西インドでもあるんだなあ、と思いながら食べました。今回の旅はパンと焼きそばがメインだったので久しぶりにインドに来た気分です。
 
 
▼宿泊したホテル「Manek The Ocean View」公式ページ

食事が終わって夕方の4時・・
 
ホテルをバスで出発した僕らは、この日の主目的である「ナゲーシュワル寺院」を参拝です。
 
インド国内には何万という寺院がある中でもっとも重要とされる12のジョーティルリンガがある寺院で、カメラやスマホは持ち込み禁止のため今回も映像で紹介します。
 
 

寺院で受付を済ませると、更衣室に連れていかれて着替えをさせられたのです。特別な礼拝を授かるための準備なんですが、この日着用していたクルタ&パジャマ(インドの正装)を脱いで、インドのお坊さんが来ている布を腰に巻くだけのスカートのような格好になりました。
 
およそ20分ほどのご祈祷を受けて、マンディール(礼拝する建物)の外にあったヴィブーティ(聖灰)を作る小屋で礼拝をして終了。
 
再びバスに乗って宿に戻りました。
 
 
india sky

このまま、宿に帰ってご飯・・かと思ったらまだ明るかったこともあり、クリシュナを祀る寺院「Dwaraka dhish Temple」に立ち寄ったのですが、このお寺が素晴らしかったのです!
 
 
india temple

例によって入り口で機銃を持った兵隊さんによる厳重なセキュリティチェックによってスマホは持ち込み禁止のため、上の写真は公式ページからお借りしました。
 
クリシュナのお寺だけあって、中はお祭りのように賑やかで明るくて、参拝する人たちは大きな声でマントラを唱えたり、歌ったり、中には踊る人までいました。
 
インド的な熱気と陽気な雰囲気の中、10分ほど瞑想をしてこの日のイベントは終了です。
 
 
Dwaraka dhish Templeの公式ページ

▼クリシュナ寺院の地図

クリシュナの寺院からドゥワルカビーチの堤防を歩いて宿まで戻り、夕食を済ませこの夜は疲れもあって23時過ぎに消灯しました・・

12のジョーティルリンガ

インド全土に12箇所あるジョーティルリンガの寺院。

今回の旅が終わってお参りできたのは9つの寺院、残り3つ。このうち9番目のヴィシュワナート寺院はヒンドゥー教徒しか入れないと言われています。

1.Somnath Temple ソムナート寺院(グジャラート州)◉
2.Mallikarjun Temple マッリカルジュナ(プラデーシュ州)◎
3.Mahakaleshwara Temple マハーカーレーシュワル寺院(プラデーシュ州)◎
4.Omkareshwar Temple シュリー・オームカル・マンダタ寺院(プラデーシュ州)◎

5.Vaidyanath Temple ヴァイジナート寺院(ビハール州)
6.Bhimashankar Temple ビーマ・シャンカル寺院(マハーラーシュトラ州)◎
7.Rameshwaram Temple ラーマナータスワーミー寺院(タミルナードゥ州)◎
8.Nageshwar Temple ナゲーシュワル寺院(グジャラート州)◉

9.Vishwanath Temple ヴィシュワナート寺院(プラデーシュ州)
10.Trimbakeshwar Temple トリムバケーシュワル寺院(マハーラーシュトラ州)◎
11.Kedarnath Temple ケダールナート(ウッタラーンチャル州)
12.Grishneshwar Temple グリシュネーシュワル寺院(マハーラーシュトラ州)◎
 
今回行くことが出来た寺院→◉ 、過去に参拝している寺院→◎
 
ジョーティルリンガ

インド旅は早起きして散歩するのが楽しいのです。

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僕とホテルの部屋が一緒だった旅の仲間、ふたりとも魚座だったこともあり海沿いの部屋では熟睡できて、旅5日目は朝5時過ぎに目が覚めました。
 
 
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僕にとって旅でいちばん好きな時間が早朝で、知らない場所を散歩したり、落ち着く場所を見つけて瞑想するのが、思い切り非日常感を味わえるから大好きなのです。
 
 
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海岸に出て、波の音を聞きながら朝の瞑想タイム・・
 
 
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アラビア海の向こうはまだ行ったことがないアフリカ大陸。
 
 
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瞑想が終わって散歩をしていると牛さんたちがジョギング中。
 
 
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働くラクダくん。
 
 
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ゴムティ川がアラビア海に合流する場所はガート(沐浴場)になっています。
 
 
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沐浴をするインドの人たち。
 
幸福と解脱を願っているのでしょうか・・
 

indian meal

思いの外美味しかったホテルの朝食。
 
すっかりハマったトーストとこれはびっくりの玄米粥(しかも日本米のような!?)がとても美味しかったのです。
 
 
india bus

9時10分、すっかり気に入ったManek The Ocean Viewをチェックアウト。
 
目指すはジャームナガル空港で、そこから国内線でインド第二の都市ムンバイへ飛びます。
 
 

ジャームナガル空港は空軍も滑走路を使っているため機密が多く撮影禁止。
 
戦闘機の爆音がする中、およそ90分の待ち時間でフライトです。
 
 
indian meal

インドは国内線でも機内食がしっかりと出ます。
 
というか、出すぎるほど出ます。
 
スパイジェットなのどのLCCだと有料ですが、エアインディアはふつうに配られます。
 
トマトときゅうりのサンドイッチと、チーズのサンドイッチ(これが激まず)とマンゴージュース。
 
 
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およそ1時間のフライトでムンバイのサンタクルズ空港に到着しました。
 
ちなみに国際線の空港はは名前が新しくなってチャトラパティ・シヴァージー国際空港と言います。
 
 
india coffee

空港は最新鋭の建築でSFな空間でゆっくりしたかったのですが、珍しくトランジットがスムーズだったので、カフェでアメリカン珈琲(物価が安いインドなのに日本円で500円)を買っただけで首都ニューデリーへ向かう国内線に搭乗です。
 
さようなら西インド、いつかまた戻ってこよう。
 


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