北インドの聖地巡りをした帰り、ニューデリーからの飛行機に乗り遅れてしまった僕(@ka__zz)です、ごきげんよう。
定刻ギリギリで出発ゲートについたのに、飛行機に乗せてくれないどころか、15分かけて僕の荷物をバゲッジルームからおろし(なら、僕を乗せればいいじゃん!笑)、複雑な出国取り消しの手続きをして、2日後に出発する航空券を購入、そしてデリー市内のホテルに着いたのは真夜中の2時過ぎ・・・そんな体験をしましたよ。
それも含めて最高のインド旅となりまして、たくさんの美味しいインド飯を食べて参りました!
北インド聖地巡りで食べたインド料理の数々を写真で報告します。
成田からデリーへ、デリーからガンジス川の聖地ハリドワールへ・・
ハリドワールから車と馬と徒歩で標高3500m超えのケダルナートそしてバドリナート。
日本から片道4日間かけてたどり着いたヒマラヤの麓にある聖地は、酸素不足による頭痛を吹き飛ばしてくれるほど素晴らしい場所で、最高の体験をすることができました!
今回の旅は、何万とあるヒンドゥ寺院のなかでも重要な聖地を巡る旅でした!
そのため移動にかかる時間が9割をしめ、ほとんどが車と馬と徒歩でしたので、食事が旅の楽しみとなったのです。食堂やレストランのメニューがほとんどベジタリアン料理なので、僕(@ka__zz)的に天国すぎるインドなのです。
新鮮で豊富な野菜とフルーツがならぶ道端のお店を見ていると、この国の豊かさを実感します。金銭的にはまだまだ貧富の差が激しい国ですが、豊富な農作物と人々の目の輝きは、僕たち日本人が忘れ去ってしまったものを思い出させてくれます。
エアインディアは予約なしでベジタリアンの機内食を選ぶことができる。
今回の旅は、エアインディアの成田空港からニューデリーへの直行便を往復で利用。
総人口の4割がベジタリアン、ゆるベジタリアン(ときどきお肉や魚を食べる)を含めると8割以上(9億人)とも言われるインドなので、「ベジ or チキン」のチョイスになります。
牛はヒンドゥー教、豚はイスラム教が食べてはいけないメニューにありません。
機内食は基本がカレーなんですけど、これがなかなか美味しいので、お腹が減っていなくてもついつい食べてしまうのでした。
食後にいただくかなり薄めのコーヒーを飲むと・・
「ああ、これからインドへ行くんだな」
と、そんな気分になるのです。
インドはベジタリアン料理が基本なので草食系には最高の国なんです。
突然ですが、カレーの国インドで可能な限りカレーを食べないのが僕流のインド旅です。
なんでカレーを食べないのかというと、時々カラダに合わないスパイスと油があって、お腹をこわしてしまうからなんです。今回のように移動が多い旅でお腹をこわしたら致命的ですから、パンとスープがインド旅の主食になります。
おいおい、インドまで行ってパンかよ!
と思ったあなた?
インドのパンをなめてはいけません。
めちゃくちゃ美味しいのです、インドのパン!
そして何と言ってもインドは野菜と果物がとにかく豊富にあります。
インドは生野菜を食べるという習慣はありませんが、外国人が宿泊するようなホテルでは上の写真のように簡単にスライスしたトマト、きゅうりを食べることができます。
これにドレッシング代わりにライムをしぼって食べると最高に美味しいのでした!
あえてカレーを食べない僕のインド旅。
ここまでの写真をご覧になって気づいた人もいるでしょう・・
そうなんです。
カレー王国インドでカレーをほとんど食べずに旅をするのが僕流なんですよね。
10日間、インドに滞在して一度もカレーを食べないこともふつうにあります。
成田空港からインドへ向かう機内で食べるカレーが最初で最後になる・・
それが僕のインド旅。
あえてインドでカレーを食べない理由、それは・・
美味しすぎてついつい食べすぎてしまい、お腹をこわしてしまうからです。
スパイスなのか、油なのか、水なのか、はたまた浄化作用なのか原因はわかりませんが、インド旅でお腹を壊すと半端ない苦しみを味わうことになります。
2014年の7月、北インドはハリドワールからジャゲーシュワル寺院への道のり。車で移動中にランチで立ち寄ったレストランで、カレーやスパイスが効いたインド料理を思い切り食べてしまい、いま思い出しても顔がゆがんでしまうほどの悲惨な状況を経験しました。
お腹をこわし→(割愛)→暗闇の中、崖下にあるトイレのなかで、狼の群れに囲まれてしまった僕。
命の危険を感じたこの出来事から、僕はインドでカレーの自制を心に誓ったのでした。
インドは食パンとパスタとスープが美味しい国である。
インドでカレーを食べないという僕の生き方。
では、なにを食べているのかといえばパンとパスタとスープです。
いま流行りのグルテンフリーというやつですね!
(小麦を自由に好きなだけ食べること)
とにかく、インドのパンとパスタとスープは美味しくて、基本的にノンスパイスなので、お腹をこわすリスクは減ります。ただし、美味しすぎて食べすぎてしまうこともあるので、結局は食欲を制御する意思の強さは必要になってきます。
これらのメニューは、当然ながら大衆食堂にはありませんので、西洋人が利用するレストランやホテル、に限定されます。
そして、インドではデフォルトがベジ!
人口がおよそ13億人ともいわれているインドの大半がベジタリアン、時々お肉を食べる人まで含めると人口の8割がベジタリアンという、ベジタリアンパラダイスな国、それがインド。
そんなわけで、僕的に100%外食なインド旅でも食事に困ることはいっさいありません。
もし万が一、お腹を壊したら断食かスープでしのぐ。
僕が2014年にお腹をこわした時は、7〜8日間ほど症状がつづきました。
発熱、悪寒、下痢・・・・・
その時に僕を助けてくれたのが、野菜スープたちです。
インドのスープはわりとあっさりしたものが多く(油も少なめ)、とても美味しので満足感が高いのです。お腹をこわした時は、スープだけいただいて胃腸と身体の負担を少なくするといいでしょう。
よほど、症状がひどい時は、思い切って食べ物をいっさい食べない断食がオススメです。
身体が空っぽになって浄化されていく感覚をぞんぶんに味わってみてください。
インドを旅すると、食材の豊富さ、そして食べることをひたすら楽しんでいる国であること実感します。そこで思うのは、とにかく豊かな国なんだということ(経済ではなく心がです)
インドのバイタリティの源はまさしく食べることであり、僕たち旅人もそんなインド人と一緒に、豪快に食べることを楽しんでみるといいでしょう。
たとえ、お腹をこわすことがあったとしても、それはそれで良い経験になりますよ!
それでは皆さん、よい旅を!
Have a good trip!
and God bless you!!
Samastha lokah sukhino bhavantu.