「ミートフリーマンデー」日本語で肉抜きの月曜日!
ポール・マッカートニーが提唱している「健康と環境のために週に一度はベジタリアンになろう」という運動ですが、世間一般ではどうでしょうか!?
皆さんの周囲で、ミートフリーマンデーを知っている人ってどれくらい居ますか?
ミートフリーエブリディなベジタリアンが出来る5つのアクション!
「ミートフリーマンデー」
中には割とみんな知ってるよ!って人もいるかと思いますが、実際のところは殆どの人が何それ?って感じではないでしょうか(´Д`)
それだけ、ミートフリーマンデーはおろか菜食文化は特定の人たちの中だけでぐるぐるしている氣がしてなりません。皆さんが一緒に食事をする人の顔ぶれ、いつも同じじゃありませんか?
つまり、単刀直入に言うと、もっと色んな人たちとコミュニケーションをとって、日頃ベジ料理に縁がない人たちに、ベジ料理の美味しさや素晴らしさを味わってもらう必要があると僕は考えています。
かといって、そんなにがんばる必要もなく、ただ美味しいベジご飯を一緒に食べて笑ってしゃべって楽しめばいいのかと思うのです。
ということで、ベジップルズでは週に一度はベジタリアンになるミートフリーマンデーにひとりでも多くの人たちが参加してくれるように、誰でも簡単に出来る具体的な行動を5つまとめてました!
1・SNSでミートフリーマンデーをシェアしよう
まずはいちばん簡単なことから。フェイスブックやツイッターなどで『今日はお肉を食べない日!』という内容の書き込みや、つぶやきをしましょう!
その書き込みやつぶやきは影響としては小さいかもしれません。しかし何かしらの影響を世の中に与えていきます。例えば書き込みを見た人の記憶の片隅に残ることで、無意識にお肉が入っていないメニューを注文したり、胃腸が疲れている時にお肉を食べない選択肢をしたり..
人間の奥底で眠る良心は「お肉を食べてはいけない」ことを知っています。
■効果的なシェアのやり方
・ランチ時間帯11:30-13:30にポストする
・夕食の時間帯17:00-19:30にポストする
・美味しそうなベジ飯の画像を添付する
・ベジーマンデーが世界的なムーブメントであることをさり気なく盛り込む
・添付する画像、動画はハッピーなものにする
・種まきと心得て反応に期待しない
2・ベジカフェで友達や同僚にベジご飯をおごる
「ご飯をご馳走するよ!」と言われて喜ばない人はほとんどいないでしょう。そこで、日頃ガッツリ肉食な友人や仕事の同僚、家族を誘ってベジカフェ&レストランに招待してあげましょう。
ご飯をご馳走するメリットは計り知れないほど大きいです。相手が本来食べるはずだったお肉魚の消費が減るのはもちろん、ベジタリアンが食べている料理の美味しさを知ってもらえる、食べた後の身体の身体の軽さを実感してもらえる..などなど。
■食事をする時のポイント
・相手のニーズを考えてお店とメニューを選ぼう
・難しいこと抜きにして楽しい時間を過ごそう
・菜食やマクロビのうんちくを語らない
・菜食を押し付けない
・美味しい!と思ってもらえたら成功
どんなに巧みな言葉やコミュニケーション技術を用いても相手をコントロールしようとすれば、相手の心の奥底にある危険センサーが察知して確実に離れていきます。相手が「自分で決める」までガマン強く待ちましょう。
僕自身の経験から、美味しくて身体にいいことを相手が体感するだけで変化が訪れて、その後何人もベジタリアンに転向しています。ベジは身体にいい、環境にいい、動物愛護になる..など言葉で言わなくても勝手にベジになっていきます(笑)
美味しくて楽しい時間が過ごせれば、あとは何もする必要ありません。
3・自宅に招待してパーティをする
仲の良い友人や同僚を自宅に招待して、手作りのベジ料理で楽しい時間を過ごしましょう。僕自身も得意料理のベジカレーを大量に作って友人たちを招いてパーティをしていました。
女性同士ならベジ料理はダイエットや美容にも良く喜ばれます。他にも得意な料理を一緒に作って教えてあげたり、ベジスイーツなどのお土産をプレゼントしたりして心からのおもてなしをしましょう。
■自宅でベジパーティをする時のポイント
・ベジタリアンという言葉を極力使わない
・差し入れは必要ないことを事前に伝えておく(動物性の食べ物を持ってくる可能性がある場合)
・もし、誰かが持ってきた場合は有難く受け取って皆でいただく
・ベジタリアン料理で動物性の食材を使ってないことは極力伏せておく
・ベジタリアンに理解がある友人が集まる場合は伏せなくても大丈夫
・食べ終わった後に、実は植物性だけの料理だったことを明かすと効果的
4・家族にベジ料理を振る舞う
家族の中で自分だけがベジタリアンの場合は、週に一度くらいは特別に美味しいベジ料理を作ってもてなしましょう。家族の理解があってこそ楽しいベジ生活が送れますし、家族のコミュニケーションは生きる上でいちばん大切なものです。
僕も現在、実家暮らしなので親孝行もかねて週に一度は手料理を振る舞っています。うちのオカンはラーメンや餃子やカレーなどの庶民料理が好きなので、僕が腕をふるうととても喜んで食べてくれます。
また実際にあった話ですが、大豆ミートの唐揚げを美味しく作るために毎日練習で作って親に食べてもらっていたところ、こんなニセモノの唐揚げなんて食えるか!と怒られてしまったという友人がいます。このように家族同士であっても、ベジ料理やお肉を食べないということに対して拒絶や否定をしてくることは珍しくありません。
■家族が拒絶をしてきた時の対応
・一品だけでも肉魚料理を入れる(完全を求めない)
・週に一度菜食することを、話し合いで家族の同意を得た上で家のルールにする
・あくまで相手に歩み寄る姿勢を崩さない。1mmでもいいから相手に近づく。
・啓蒙しようとしない、押し付けない(反発して逆に肉食が増える)
・相手を変えようとしない(反発して逆に肉食が増える)
・どうしても相手が変わらない時はあきらめも肝心
僕の実体験でいうと、うちの家族は肉魚を食べないことに対しては割とすんなりクリアできたのですが、オカンが味噌汁にどうしても鰹ダシを入れないと気が済まないようで、これについては僕が妥協をしています。僕としては昆布ダシにチェンジするタイミングを計っているところで、なんとか今年中には我が家から鰹ダシをなくそうと企んでいます(笑)
いずれにしても、家族の理解と幸福があっての自分の幸福です。家族としっかり向き合っていきましょう。
5・祈る
ここまで、ベジタリアンがミートフリーマンデーを広めていくための具体的アクションを提言してきました。しかし、どうしても忙しかったり金銭的な余裕がなかったり、家族とのコミュニケーションがぎくしゃくしてしまって、行動できないこともあることでしょう。
そんな時は、すべての人類と生き物に平穏が訪れるように「祈り」を捧げましょう。寝る前やお風呂に入っているちょっとした時間できて、実はもっともパワフルな具体的行動です。
心を落ち着かせて、純粋な気持ちで天に神様に祈りを捧げることで、その想念は磁力や重力のように見えないチカラとなって世界を変えていくことでしょう。こんな話があります。
「100万人のデモよりも100人の純粋な祈りのほうが世界を変えるパワーがある」
■効果的な祈りの方法
・キャンドルやお香をたいて心を落ち着かせる
・全身のチカラと緊張を解いてリラックスしてから祈る
・一日の終わり..寝る前に5分間だけ集中して祈る
・地球全体に愛と調和のエネルギーが満ちあふれていくイメージをする
・自分自身があたたかい光に包まれていくイメージをする
ミートフリーマンデーを広めるための5つの提言、実践するかどうかはもちろん皆さんの自由です。氣が向いたらぜひアクションを起こしてみてください。
ひとりのベジタリアンが、たった2人にベジ料理の美味しさをちゃんと伝えることができたら、この世界は大きく変わっていくのではないでしょうか。
それでは皆さん、楽しいベジライフを!
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