日本のラーメン界で天才そして巨匠と呼ばれる玄さんのお店「ラーメン創坊 玄光」が高田馬場から撤退して2ヶ月..
オーガニックな野菜と穀物だけで作るベジラーメン「玄菜麺」は、玄さんの人柄と共に多くの人から愛されていました。
そんな玄さんは撤退の憂き目にもめげずに、現在は無農薬野菜を作りながら次のお店を出すためにアルバイトに励んでいます。ということで、復活が待たれる玄さんの動きを紹介します！
今年の夏、玄さんが作るつけ麺とラーメンにハマって何度も通った「ラーメン創坊 玄光」が突如9月いっぱいで閉店。
その後、玄さんはどのような人生を歩んでいるのか..
「ベジラーメンはライフワーク」
そう言い切る玄さんは、まさしく人生をかけて植物性の材料だけで激ウマなラーメンを作りつづけていました。そして僕自身、玄さんが作るラーメン以上に温和な人柄が大好きで、時々更新するブログを楽しみに読んでいます。
お店を閉店してからの玄さんは、七転び八起きという言葉がぴったりな生き様で、大変なご苦労があったにもかかわらず大きな夢を持って一歩ずつ前進しています。
【ラーメン創房玄光】ベジタリアンつけ麺が激ウマ！巨匠渾身の逸品。 | ベジップルズ
そんな玄さんのブログから現在の活動がわかる記事を抜粋させてもらいました。
10月10日 「玄光」撤退しました。
本日、正式に、
「玄光」撤退しました。
職人の分際としては
最大限の努力をしたつもりですが、
猛暑…を言い訳にも出来ず
「結果」を出せませんでした。
住所不定、無職。
道元三昧、只管打坐の日々です。
10月16日 復興関連ガテン系バイト中
「正法眼蔵」片手に
久々、東北に来ました。
復興関連の事件の処理…。
そのための肉体労働、
アルバイトとして
お手伝いしました。
行き交うトラック群、
様々な場所で進行している土木工事に
復興へのパワーを感じつつも
まだまだ、だな
10月22日 新たな挑戦へ
「玄光」に解雇されて一ヶ月・・・
金銭的にも、気持ち的にも、
すべてを出し切っていたタイミングでの撤退で
流石に、「どん底」状態でしたが
今一度、立ち上がろうと考え始めています。
「玄光」では、
素晴らしいスタッフとの出会いもあり
私自身も、骨を埋めような形で関わっていこうと考えていました。
……….
「玄光」の味を気に入っていただき、
頻繁に来店頂いた常連のお客様には
大変、申し訳ありませんでしたが
撤退させて頂きました。
何もかも失ってしまい
しばらくは立ち直れないとは思いますが、
決して、諦めることはありません。
いつか、自分の小さなお店を確保して
自分のラーメンを作りたいと考えています。
10月24日 新拠点構築に向け動き始めます
裏通り
カウンター席だけの
小さなお店の開業を目指し
動き始めます。
私の仕事の原点は
アキバの裏路地の4.5坪であり
今一度
そうした店から
自分の仕事を
見つめ直したいと思います。
引退後の10年
「一茎草」の半年以外は
一人の職人としての生き方を目指しましたが
どうも
人の下では働けない人間のようです。
砂町、高田馬場…
職人として
食材、設備の制約はありましたが
その中で
納得のいく仕事を追求しましたが
オーナーの評価は
得ることが出来ませんでした。
まだまだ
物件探しの段階ですが、
この10年の間
職人として学ばせてもらった
ラーメンづくりの技を生かすため
拠点確保に動きます。
11月6日 忌明け
「玄」の再構築を目指し
僅かな可能性にもしがみ付こうと
チャンスを伺って来ましたが、
いつの間にか、気がつけば、
撤退して49日…。
忌明けですね。
只管打坐、「現成公案」三昧の日々、
苦しい生活でしたが
何故か、心晴れやかに
新たな挑戦を開始出来そうです。
都心での開業は
やはり困難でした。
しばらく、
資金確保のため働き
まずは、農業に再挑戦します。
土壌改良の研究をしながら
地方都市での
ラーメン店開業を目指したいと
考えています。
還暦起業に向け
頑張ってみます。
玄style
新たな挑戦へ …
還暦を前にして、孤軍奮闘している玄さん。
僕らは玄さんのベジラーメンが大好きで再び食べたいと心から願っています。
どうか、おカラダには氣をつけてがんばってください。