魚などの動物性食材を一切使っていないビーガンカップ麺(うどん&そば)をなんと曹洞宗の大本山である總持寺が監修して発売したようです!
企業や個人が監修するならまだしもお寺さん、しかも権威ある大本山がしたというのだから価値があるカップ麺です(!)
ということで家のお寺が真言宗の僕(@ka__zz)が情報をまとめてみました。
1,200万人の檀信徒を持つ曹洞宗の大本山の一角(もうひとつは福井の永平寺)總持寺(そうじじ)が監修したカップ麺、しかも動物性食材を一切使っていないビーガン仕様というのだからもうビックリ仰天なニュースです。
商品は我逢麺(がほうめん)と命名され、「曹洞宗大本山總持寺の禅を親しみやすく、もっと身近に」というコンセプトで作られたようです。
現在のところ、うどんとそばがあって価格はそれぞれ300円(税込)。
動物性食材を使ってないカップ麺は国内でも非常に少なくて、特にうどん、そばは僕が知る範囲では初めてではないかと思われます(!)
お寺で食べられている味を再現したというこのカップ麺、
そばは、昆布醤油に玉ねぎ・しいたけからとったコクのある出汁に、具材として大豆、青梗菜、きくらげ、わらび、ぜんまい、油揚げが。
うどんは塩ベースに野菜のエキスを溶け込ませた出汁。大豆、ジャガイモ、さつまいも、人参、サトイモ、赤大根、青首大根、レンコン、かぼちゃ、インゲンの10種の野菜と油揚げが具材となっているようです。
出展:何だこれは?曹洞宗の大本山が監修した「精進料理」のカップ麺が登場-IRORIO
曹洞宗とは仏教の宗派のひとつで總持寺の公式ページによると..
曹洞宗の流れは、インドでお生まれになられたお釈迦さまの教え、おさとしを幾世代にも渡って祖師方が、悟りの生活を通して、師匠から弟子へと受け継がれ、インドから中国そして日本に伝えられてきたものです。
曹洞宗の源はお釈迦さまですから、ご本尊さまはお釈迦さまです。
そして、お釈迦さまの教えを日本に伝えられ、永平寺を開かれた道元禅師を「高祖」(こうそ)とあがめ、總持寺を開き、教えを全国に広められた瑩山禅師を「太祖」(たいそ)と仰ぎ、このお二人の祖師を「両祖」と呼び、この三師を「一仏両祖」としてお祀りしお慕い申し上げ、信仰のまことをささげています。
拝む時は「南無釈迦牟尼仏」と、お唱えして礼拝します。
曹洞宗大本山 總持寺
鎮座地:神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
電話:045-581-6021
入山時間:8:30〜16:30(4〜9月)9:00〜17:00(10〜3月)
御本尊:釈迦牟尼如来
創建:元亨元年(1321年)
アクセス:JR京浜東北線「鶴見駅」西口より徒歩約5分
駐車場:有
そば・うどんの蓋裏側に全国の曹洞宗僧侶が「我逢麺」のために綴った法話(全12種類)を記しており、麺の出来上がるまでの少しの時間を使い、「禅」の心を感じていただける工夫を施しております。
カップ麺のフタの裏側には、我逢麺のためにわざわざ書かれた12種類の法話が付いています。有難いお話を読みながら精進そばをすする..そんな遊び心満載の商品です。
この商品、現在のところ横浜鶴見の總持寺と曹洞宗の関連施設から販売をスタート。
そして、下記のサイト(販売会社→株式会社リ・バースラボ)「zen-foods」で取り寄せることも可能です(!)
我逢麺 zen-foods
12個入りなので12種類の法話がそれぞれ全部入っているということでしょうか。
まだ実際に食べていませんからカップ麺としての評価は実食後にさせていただくとして、この我逢麺は仏教が身近に感じられるのはもちろんのこと、仏教界の大御所が世俗を代表するアイテムとも言えるカップ麺を発売したというギャップが最高ですよね(笑)
ということで僕(@ka__zz)もさっそく購入してみようかな!