コンビニを覗いてみると、日清のカップ麺に森永やカルビーのお菓子、その他いろいろと「ベジ=野菜」な商品がここ最近やたらと目につくようになった。
ついこの間まではメガ盛り、ドカ盛りといった肉食産業が大きな賑わいを見せていましたが、某ハンバーガー屋や牛丼屋が右肩下がりな現在、野菜をテーマにした商品が予想を超えるヒットになっています!
というわけで、野菜好きな僕(@ka__zz)が、このムーブメントについて私見たっぷりで語ってみました。
先日、セブンイレブンへふらっと立ち寄ってみてびっくりしたのが下の写真。
日清のカップヌードルシリーズの最新作、その名もベジータ!
注目すべきは4列ぶち抜きで陳列棚はベジータだらけ。たまたま入ったセブンだけじゃなくて3店舗ほどで確認したところ、どこもベジータを大量に積んでありました。
そしてパッケージはでかでかと野菜のイラストが。これはまさしく野菜がメインのラーメンです。
さらにこのお菓子も新商品のベジタブルチップス4種類。これも横並びで棚を占拠。
女性を意識した品のあるパッケージが特徴です。さらに値段のわりに小さいのも、量より質を重視した商品だということでしょう。
こちらの商品は森永のマクロビ派シリーズ3種で、ベジ+無添加の材料で作ってあるのが特徴。
これもまた値段のわりに量が少ない、つまり質や安全性を重視した商品です。
これも味覚糖の安全性を重視したお菓子のシリーズで、量がとっても少ない系(笑)
こんな感じで、どの商品にも共通しているのが”野菜+ヘルシー+安心”で、さらに各企業の予測を上回る売上となっているようです。
以上のことからわかるように、最先端の小売マーケティングを屈指して商品を選び出しているコンビニに「ベジ」という文字が目立ち始めたということは、日本全体が「ベジ化」し始めたことを意味するのではないでしょうか。
その裏にあるのが、ここ最近つづく肉食関連の不祥事や事件、事故です。思い出せるだけでも餃子、ナゲット、狂牛病、鳥インフル、レバー、うなぎやマグロの絶滅危機..などなど肉食業界は苦境にあえいでいます。
こんなことから、企業や消費者がより安全でヘルシーで持続可能な”野菜メイン”の商品に切り替えるのは必然な成り行きなんだと思います。