3泊4日で人生初の宮古島をひとり旅してきた僕(@ka__zz)です!
美しい海と景色、そして美味しい野菜に癒されたわけですが、中でも3日目に宿泊した「ラサ・コスミカ・ツーリストホーム」で過ごした時間は、心身ともに安らぎに満ちて素晴らしいものとなりました。
というわけで滞在の様子と、宿の情報をレポートします。
宮古島を堪能するには3泊4日ではあまりにも短すぎた..
海、空、風、野菜、人、音楽、カフェ、時間の流れ..そのすべてが魅力的で僕(@ka__zz)はすっかり島にハマってしまった。
旅の間は原付スクーターをレンタルして宮古島を一周しながら、伊良部島→来間島→池間島もひと通り走って、島々の海を見たり美味しい料理を食べたり、地元の人や旅人たち交流をかわしてきた。
そんな心が躍る気ままなひとり旅も3日目が終わり、あとは宿に入って休むだけとなった僕は、宮古島から橋でつながる池間島の海沿いにある小さな宿「ラサ・コスミカ・ツーリストホーム」へやってきた。
この日、100km以上も走った頼もしいスクーターを止めて午後6時ちょっと前にチェックイン。
突然のスコールというリスクはあるものの、風を感じながら自由に走れて燃費もいい原付スクーターは僕(@ka__zz)オススメの移動手段である。
(Om namah shivaya)
心地よいインドのお香が焚かれたロビーに入ると、哲学者のような雰囲気をもったご主人が集めたと思われる、様々なヒンドゥーグッズが飾ってあり、インド好きな僕(@ka__zz)なので一瞬でこの空間を気に入ってしまった。
今回の予約はラサ・コスミカツーリストホームの公式ページから、
・シングルルーム 素泊まり1泊 7000円(税込)
・朝食 500円
ちなみに楽天トラベルやじゃらんネットなどの予約サイトには出店してないので、公式ページからご主人とメールでやりとりして予約することになる。
繁忙期手前の平日だったこともあり、ご主人のはからいでシングルルームから、水平線が見える2階のツインルームへアップグレード。
部屋に入ると、そこでもインド香が焚かれていて、すーっと気持ちが静まっていくのがわかる..
とにかく、部屋の隅々の細かいところまで、こだわりと丁寧さが詰まっていて、それはもう感動するレベル。
家具や照明はもちろんのこと、電気ケトルやグラスに至るまでご主人の哲学と思想が現れていて、それらが凛としたそれでいて安らぎに満ちた独特の空気感を作っている。
2階のツインルームにはバルコニーがあって、テーブルと椅子がしつらえてある。
広い空と青い海、遠くには宮古島を望むことができるこの場所で、オリオン麦酒を飲みながらお気に入りの本を読んだり持ち込んだMacBookをいじったり、かなり贅沢な空間。
午後7時過ぎ..水平線に沈んでいく夕陽を屋上から眺めることができた。
ちなみにこの屋上では、限りなく人工的な照明が少ない池間島ならではの満天の星空を見ることもできる。
ラサ・コスミカ・ツーリストホームは、トイレとシャワーは共同。そして特筆すべきことがこの宿にはテレビが一台もないこと。
その代わりに、ご主人が集めた貴重な本たちを1階の共有スペースにある書庫で自由にお借りすることができる。
インド哲学、旅、自然の食べ物、スピチリュアル..本のラインナップを見ると、これらを読むためだけに何日も滞在したくなるほど魅力的な本が並んでいた。
MacBookでひと通り作業をした僕は、ネットを遮断してお借りしてきた本「祈りのガンガー」を眠くなるまで読みふこることにした。
宿に来る途中にある商店で買い込んできた島の新鮮なトマトをつまみにしながらオリオン麦酒をちびちびと飲みながら..
宿の周辺(池間島)にはコンビニという便利なものはない。そして、飲食ができるお店も夜の7時には閉まってしまう。基本、太陽とともに暮らしている島時間なので、旅をする側の僕らがそれに合わせる必要がある。
なのでチェックインが遅くなる場合の夕食は、宮古島で済ませてくるか、僕のように野菜やパンを買い込んで宿でのんびり食べたほうがいい。野菜を切るためのナイフやお皿はご主人が気前よく貸してくれる。
明るい時間であれば島にある数少ないレストランや食堂を利用できるので事前にお店をチェックしておこう。
*食事についての詳細は公式ページをどうぞ
↓ ↓
https://www.raza-cosmica.com/
いろいろとひとり旅をしてきた僕だが、こんなにまで心が安らいだ宿はなかなか無い。
海辺、波の音、お香、インド思想、アンティック、ビーガンで穏やかなご主人..様々な要素が重なって僕のカラダと魂はすっかりと安らいでしまった..
オリオン麦酒と旅の疲れのおかげで、この夜は一度も目覚めることなく熟睡。
翌朝6時半に起床した僕は再び屋上へのぼって景色を眺めた。
宿の中庭から崖(階段があるので安心)を下って、ビーチに出ることができる。
ご主人の話では波が高くなければ宿の目の目にあるビーチで泳ぐことができるらしい。島にきながら水着を持ってこなかった僕なので(笑)とりあえず散歩にでかけてみることに。
ガサガサと草木が擦れる音が聞こえてきたので小動物がたくさんいるらしい。どうか苦手な爬虫類が目の前に現れませんように!とインドの最高神シヴァに祈りながらなんとかビーチに辿りついた。
このビーチはラサコスミカの中庭と、奥にあるレストラン兼ホテルからしか入ることができない、あまりにも贅沢な隠れ家的な場所。
今度来るときはぜひとも水着を持参したい(笑)
(宿泊者の共有スペース兼ダイニング)
RAZA COSMICA TOURIST HOME
場所:沖縄県宮古島市平良前里309-1
電話: 0980-75-2020
チェックイン/アウト:15:00 / 10:00
価格目安:シングル/ツイン 7000円
WiFi:有り
その他施設:目の前がビーチ、シュノーケルセット、自転車レンタル
アクセス:宮古空港から車で50〜60分
駐車場:有
午前8時過ぎ、ご主人特製のモーニング(500円)をいただく。
たっぷりの島野菜と全粒粉食パンのトースト。これがやたらと美味くてあやうくお代わりしそうになった。
ご主人にビーガンであることを告げれば乳製品を使わずに作ってくれる。ご主人自身がビーガン(ご夫婦で)ということで、奥様はなんとはるばる北海道でベジタリアンカフェを営んでいるそうだ。
*奥様のお店「コクーン・ネスト」の公式ページ
午前10時、名残惜しくもチェックアウト。
ラサ・コスミカ、今回は初めてということで短い滞在となってしまったが、次回は3泊ほどしてご主人の本を読んだり瞑想をしてゆっくり過ごしてみたいと思う。
旅の最終日、フライトの時間ギリギリまで原付バイクを走らせた。
ひとり旅の島は、日常で疲れた魂を蘇らせてくれる..
それでは皆さん、どうかよい旅を!
ラサ・コスミカのご予約は公式ページより
↓ ↓
https://www.raza-cosmica.com/index.htm