お店に売っている食べ物には、材料とか生産地とか生産者が描いてある”成分表”が載ってますよね。ベジタリアン的ライフスタイルをしていると、わりと気になって必ず見るようにしていて、それが癖のようになっていた僕(@ka__zz)なんですが・・
この度、いろいろと理由があって成分表を見ないで買い物をすることにしました!
簡単に話すと”自分の感覚を磨くため“と”美味しい!を楽しむため“なんですけど、この「成分表を見て安心してから買い物する」病におちいっている人がわりと多いので、僕がそうした理由をまとめてみました。
僕が成分表を見ないで食べ物を買う理由。
いつの頃からか、お店で食べ物を買うときに容器を裏返して成分表を見ては、自分が食べられないものが入ってないかチェックするようになりました。
そんなことをして10年以上になると思います。
それ以前は、嫌いなお肉お魚以外は特に気にせず食べて、美味しければまた買って、不味ければ買わない・・そんなスタイルでした。
ところが、次第に細かいところまで気にするようになりました。
巷に溢れる”情報”によって・・
1.ジャッジするのが面倒くさい。
添加物は身体に悪い、化学調味料は有害だ・・そんな情報を目にする度に成分が気になって仕方なくなりますよね、それが普通です。
実際に、化学調味料入りの食べ物を食べた時は、気持ち悪くなったりするのも事実ですが、添加物も化学調味料も農薬も「悪い」ものではないし、かと言って「良い」ものでもありません。それらは食べ物を長期保存したり大量に生産するために役立てるモノです。
それを利益優先で幼稚な使い方しか出来ない製造会社と、便利さを優先してそれを受け入れている大衆があるだけです。
そして良い悪いをジャッジをするのは、僕にとっては暴力に他なりません。
僕にとっては添加物も農薬もLOVEです、だって必要だから神がこの世界に作ったのですから。
そして潜在意識の世界では、意識したものを現実化(引き寄せと言ったり)させます。「あれが悪いこれが悪い・・」と意識が低い位置にある人は、オーガニック99%の食べ物から1%の毒を身体に残し、99%のエネルギーを身体の外に出してしまうことになるでしょう。
そんな理由で、facebookなどで溢れている「添加物、農薬は身体に悪い系」の情報はいっさいスルーしています。
人間て宇宙って、そんなもんで健康になったり病気になるほど単純じゃないですから。
2.ナチュラルフードが一般市場に出回ってきた。
とはいえ、身体に負荷が少ない自然に近い食べ物を食べるのは気持ちがいいものです。
幸いなことに、ここ最近はナチュラルフードが一般市場にも出回ってきました。
先日も、群馬県の片田舎にあるLAWSONで、無添加のお菓子が何種類も売っており、時代の変化をひしひしと感じました。つまり、成分表をわざわざ見なくても安心で美味しい食べ物が買える時代に移行しているということです。
まあ現実的に地方ではまだまだ時間がかかると思いますが、しかし一般消費者がナチュラルフードを求めており、企業の対応も後手後手ですが着実に動いています。
そんな状況ですから、成分表を見なくてもある程度の質は確保できますし、特に添加物や農薬が入っていても「美味しそう!これ食べたい!」と思えば何の躊躇もなく買って食べます。
3.感覚を磨くため。
スーパーフードが身体に良い、添加物が悪いという”情報”ではなく、美味しそう!食べたい!という”自分の欲求”に従うことで、本当に自分の身体が欲しているものを、”感覚的にチョイス”できるようになることが現在の目標です。
現在は・・感覚が鈍りきっています(笑)
商品を手に取っただけで、自分に合うか合わないか、これを食べてハッピーなのかちがうのか?
これって食べ物だけではなく、住む部屋だったり着る服だったり、さらには人間関係や仕事に至るまで、この感覚を人は使っています。
“情報”で判断することも時には必要ですが、大抵は損得を考えたり、他人の価値観を鵜呑みにしたり、自分ではない”エゴ”による選択になりますから、結果として僕が望んでいる世界ではありません。
これは恋愛も同じで、相手の外見や収入などの情報で選択してしまうと、およそ後から色々と合わない部分が出てきてギクシャクしたりします。さんざん失敗してきましたから事実です(笑)
食べ物とカラダの関係もそれと同じです。
自分にとって合うか合わないか、ハッピーかそうじゃないのか?
感覚でそれを捉えるトレーニングも兼ねて”成分表”という情報を見ない選択をしました。
僕と同じような考え方を持っている、リマクッキングスクールで17年間マクロビオティックの講師をつとめ、現在はフリーで出版したり料理教室を開いて活躍している高橋直弓先生のブログから引用させてもらいました。
信じるな、疑うな、自分で確かめよ
これはマクロビオティック創始者の桜澤如一先生の言葉です。
この教えに従い、私はこれからもあらゆる事を鵜呑みにせず自分の目で確かめ、実践して行こうと思います。
ですので、今後も変わらずご飯や麺類食べまくりの人生を選ぶでしょう。元々マクロビオティックは長生きするために実践しているわけではありませんし。
もし玄米ご飯を食べて短命になるならそれもよし。
好きなご飯を我慢して長生きする位なら、さっさと人生終えた方がいい。
出典:高橋直弓ブログかんたんマクロ美Style
4.よりハッピーに食を楽しむ。
「僕は何で食事をするのか?」
この質問を自分に投げかけた時、”ハッピーな時間を過ごしたいから“と答えます。
何よりも食べる時間を幸福に豊かな気持ちで過ごしたい。
そんな意味で、食べ物を選択する基準はデータではなく感覚を使いながら、より楽しく美味しく食べることを優先した時に、例えばレストランをチョイスする基準は「料理の美味しさ+作る人、お店の人の気持ち良さ」が一番先に来ることになります、僕の場合。
例えば加工食品だらけのファミレスであっても、気の合う友人が居てお店の空気感がよければ、ハッピーな食事ができますから、食べ物の成分や産地は二の次になります。
さらに、タイプの可愛い女の子がいれば毎日でも通います。
(地元のベジカフェ”Ryu my cafeオーナーのゆかさん、秋山先生、僕(@ka__zz)”)
5.健康は想いで作られる。
食べ物がカラダを作っている・・のは世間一般的な常識の範囲でいうと間違いありません。
・・が、僕が去年末にお会いした弁護士の秋山先生は、10年間食べ物を食べずここ7年ほどは水すら飲んでいないブレサリアンです。先生とお会いしたことで、現実として僕たち人間のカラダは食べ物で出来ていないことが確信となりました。
確かに、秋山先生は特別な存在ではあるのですが・・
人間はプラーナと呼ばれるエネルギーを吸収して生きていると言われていて、秋山先生は呼吸だけでプラーナを。僕たち普通の人は食べ物を通してプラーナを吸収しています。
唯一の違いは、”食べなくても人は生きられる”か、”食べないと生きていけない”このどちらかを選択しているのか・・だけです。
かと言って、食べることが大好きな僕が秋山先生のようなブレサリアンになるつもりはありません、今のところ。
時々、ブレサリアンになりたい・・と言う人がいますが、秋山先生は”食べなくても生きられる”ことを世間に示す役割を持って生まれてきて、その通りに生きているだけですから、僕たちはブレサリアンになる必要はなく、自分の役割をしっかりと果たして生きればいいのです。
健康は想いで作られる。
この言葉を別の言葉で言うと”病は気から“です。
「添加物や農薬を食べると病気になる」という情報は、これを信じている人には真実となり、さらにそれを引き寄せ、僕のようにまったく信じていない、というか”どうでもいい”と思っていると、現実としてどうでもよくなるのが、この宇宙の仕組みです。
最後に秋山先生の言葉をみなさんに紹介しましょう。
「不食、という言われ方は好きじゃなくて、
周りからの愛情をたくさん食べているので、
愛の飽食なんですよ」
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▼秋山先生の本
それでは皆さん、よい一日を!
Have a good day!