さあ、ここまで「ベジタリアン式ダイエットの心がまえ」と「美味しくベジタリアン料理の食べ方」を書いてきました。
そして、いよいよこのページがラストになります!
最後は心構え、食べ方と同じくらい大切なことですから、じっくりと読んでください。
3.食べた分だけちゃんと身体を動かす。
僕たちの身体の重さは増えたり減ったりしています。
ベジタリアン料理がいくら低カロリー低脂肪であっても、まったく身体を動かさなければ、入力(食べる)のほうが大きくなり、身体は重くなっていきます。ですので、ベジタリアン式ダイエットだけでなく、すべてのダイエットに共通する「出力=消費」はとても大事なんです。
出力は身体の基礎代謝をあげることでも増えますが、やはり日頃どれだけ身体を動かしているか?で出力の大きさは決まります。
①楽しくムリなく運動できる方法を見つけ出す!
いろいろな食事法をしているのになぜ僕たちは太ってしまうのか?
そう、ここでもストレスが原因になってきます。
食べる=入力
代謝と消費=出力
この両方で自分に合わないことやムリをして、ストレスが溜まってしまい、挫折したりリバウンドをしてしまうのです。
ダイエットで思い浮かぶのが、ジムに通ったりプールで泳いだりジョギングをしたり・・それぞれ色々な運動方法があります。もちろん好きなやり方を選択していいのですが、ふだんやり慣れないことをムリしてがんばってその結果、多少のウエイトダウンはできても、知らないうちにストレスが溜まってしまい・・挫折してしまう。
余談ですが、日本やアメリカなどモノが豊かな国ほど肥満やメタボな人が多く、数え切れないくらいの病気が蔓延しています。ですから、ベジタリアン生活をしてふだんはお肉を食べないくらいが実はちょうどいいのかもしれません。
だって、必要以上に食べるのにもお金はかかるし、痩せるのにもお金がかかる、病気になったらもっとお金がかかるのですから、太ることほど無駄なことはありませんよね。
話を戻しますと、
世の中に、次から次へと新しいダイエット方法が登場するのは、それはつまり痩せたいと思う人が次から次へと現れるからです。どのダイエット方法もPRを見ると、みんな上手くいきそうに書いてあるし、実際に成功する人もいるのでしょうが、痩せたいと思う人が減ることがない・・
だから需要が減らず、次々と新しいダイエット方法が出てくるのです。
そうなんです!
ストレスのコントロールがダイエットでいちばん大事なポイントになります。
ということで、”ストレスを軽くすること”にフォーカスした運動方法はふたつあります!
①ひとりで楽しく身体を動かせること。
とにかく頑張らなくても”ひとり”で身体を動かせて、なおかつ夢中になれることが理想です。がんばらなくても楽しんで身体を動かせることであれば何でもいいですし、できればひとつではなくて2〜3種類の種目をやるといいでしょう。
複数をやることで違う筋肉を使いますから、バランスもとれます。また、複数の運動をやっていればどれかひとつが飽きてしまっても、利点があります。
・ジョギング
・ヨガ
・ケン玉
・スケートボード
・ポケモンGO!
などなど。僕の場合は、体重を落とすまではジョギングで汗をかき、体重を維持する段階でスマホゲームのIngress(ポケモンGO!のような歩くゲーム)とケン玉で遊びながらカロリーを消費しています。それから時々、ヨガで全身を整えています。
いずれにしても、“ひとりでも楽しんでやれること”が継続する秘訣です。
もちろん、これらを友達と一緒に楽しんだり、週末などにテニスや野球やサッカーなどのチームスポーツをやれば、さらにカロリーを消費できるでしょう。
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②身体を動かさないといけない環境をつくること。
都会にすんでいると駅や会社やスーパーマーケットまで歩きますよ。ところが、地方に住んでいると電車やバスがないので車で暮らすのが普通なんです。そうなると、デスクワークをしている人とか特にそうなんですが、ほとんど歩かないのです。
僕(@ka__zz)も空っ風が吹くグンマで営業マンをやっていた頃は車が足代わり、一日に1000歩あるけばいいほうでした。基本的に忙しく働く主婦と部活がある学生以外は、ほとんど歩かない生活・・
ですので、ダイエットの基本中の基本である、歩くことを強制的にするような環境を作る必要があります。
手っ取り早い方法は、肉体労働です。
立ち仕事ではなくて、あちこち歩いたり筋肉を使う仕事。例えば、レストランのホールやスーパーの品出しなどから、物流倉庫で力仕事などなど。お金も稼げて身体も動かせてサボれない・・まさに一石三鳥の方法です。
僕の場合は、わざと駅から離れている家に住んで毎日25分×往復を最低でも歩いたり、自転車通勤をしてカロリーを消費しました。このように、あえてサボれない環境を作って強制的に身体を動かすことで・・
気がついたらカロリーを消費していた!
となるのが目標で、いつの間にか習慣化すれば大成功です。
《おまけ》インド古来の伝承医学アーユルヴェーダの英智を取り入れる。
最後に、僕がベジタリアンになった頃に学んだアーユルヴェーダの教えが、健康的な生活を送るうえでとても役に立ってのでシェアしておきます。
アーユルヴェーダは、遥か5000年以上前からあるインドの伝統的な医学体系で、WHO(世界保健機構)でも公式に認められ世界三大医学のひとつです。病気を治療する医療の他、予防するための食事から生活習慣まで、人生におけるさまざまな問題を解決し、僕たちが幸福に生きるための知恵です。
そんなアーユルヴェーダのいちばん基本的な教えで1日の過ごし方をシェアします。
・朝4〜6時 に起きる
・6〜8時 朝ごはんはフルーツか軽めにする
・12時〜14時 お昼ごはんはしっかり食べる
・18〜20時 夕食は軽めにする
・22時までに寝る
・22〜朝4時にお肌や身体が蘇る
かなりざっくりですが、最初はこれが基本となりますので参考にしてください。人間は自然の一部として生きているので、太陽が登って沈むという地球のリズムにそって暮らすことで、健康に元氣に生きることができるのです。
もし、もっと詳しいことを知りたい人がいましたら、僕がアーユルヴェーダを教わっている高瀬 媛子先生のDVDがとても分かりやすく実践的なのでぜひご覧ください。
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ベジタリアン式ダイエット法のまとめ
さあ、今回紹介したベジタリアン式ダイエットをまとめましょう。
・食べ過ぎの原因はストレスであることを理解する。
・ダイエットを挫折してしまう原因もストレスである。
・太っていることは悪いことではない。
・美味しいベジタリアン料理を食べる。
・自炊する前にレシピを買い揃える。
・ベジタリアンレストランで美味しい料理を食べる。
・週に一度、しっかりとお肉を食べてストレスを貯めない。
・8割うまくいっていればOKとする。
・高田純次さんのようなテキトーさが大事。
・ひとりで楽しんで運動できることを見つける。
・肉体労働や通勤で身体を動かす環境を作る。
以上です!
・・・・。
オマケのおまけで宇宙の真理をシェアして終わりにします。
究極にシンプルな太らない方法。
・お腹が減ったら食べる。
・お腹いっぱいになるまで食べない。
これさえしっかりできればダイエットが必要なくなるでしょう。
そして、今回たくさん話題にでてきた“ストレス”は、本来の自分と現在の自分がズレていることを知らせてくれる感覚です。つまり、ストレスも悪いものではりません。
慢性的なストレスを感じている人は、瞑想したり旅にでて自分と向き合ってみましょう。
それでは皆さん、よい1日を!
Have a good day!