いちばん大好きな3時のおやつは、3位が近所にある阿里山カフェのビーガンアップルパイ、2位が調布市仙川にあるキックバックカフェの羅漢果チョコレートケーキ、1位はインド産のカシューナッツ・・な僕(@ka__zz)です、ごきげんよう。
無塩タイプよりも、塩気がきいていたほうが個人的には好みでして、特にインド産のカシューナッツは、食感も味も最高なので、小腹が空くとポリポリと食べています。
そんなカシューナッツですが、僕があまりにも無知であったことを思い知らされる動画を見まして、その内容があまりにも衝撃的だったのです!皆さんが日ごろ何気に食べているカシューナッツの背景には、思いもよらなかった思い事実がありました・・・
カシューナッツを食べる全ての人たちに見て欲しい動画です!
カシューナッツの裏側に隠された衝撃的な事実がわかる動画。
何十年もこの世界で生きている僕(@ka__zz)ですが、まだまだ知らないことがたくさんあります。
インターネットによってあらゆる情報にアクセスできるようになったとして、そこに関心(無関心)がなければ、役に立たないのがインターネットです。
今回紹介するカシューナッツについても同じで、原産地である南インドを旅している僕でさえ、実際のところは想像すらおよびませんでした。
まずは、どうかこの動画を観てください。(2分35秒ほど)
カシューナッツがどんなふうに栽培されているのか?と思って見始めたわけですが・・・
収穫後、僕たちがふだん目にするカシューナッツになるまでの工程が、実に酷い状況なのでした。
Cashew nuts: Painful working conditions behind popular snack
#India 🇮🇳: The perfect snack… Cashew nuts are in high demand, but at the other side of the world, it has become a nightmare for thousands of women
FRANCE 24 Englishさんの投稿 2019年8月27日火曜日
美味しいカシューナッツを僕たちが手軽に食べている裏側には・・・
1日200ルピー(日本円にすると300円ほど)の給料で、過酷な労働環境にさらされているインド人の女性たちの痛々しい姿があったわけです。関連記事によると・・・低賃金の要因は、西洋(日本も含む)諸国でベジタリアンやビーガンの人口が急増しているため、カシューナッツの需要が激増していていること。
女性たちは、年金や保険もない。さらに、工場によっては作業効率が落ちるという理由で、手袋を着用させないとこもある・・と記事には書いてあります。悲しいことに指を切り落としてしまう女性もたくさんいるとも書いてあります。
カシューナッツは、バイヤーによって仕入れ値が決められるのですが、その価格があまりにも安いために、流通の末端にある加工工場にまで、正当なお金が回らないことにあります。
つまり、アンフェアなトレードが蔓延していて、それはインドだけでなくベトナム、モザンビーク、ブラジルでも似たような劣悪な労働環境だそう。
参考記事:METRO [インドの女性は、ビーガンダイエットの増加に伴い、カシューナッツの需要の代価を支払っている]
僕たちはフェアトレードなカシューナッツを食べき。しかし・・・
アンフェアなトレードによって生み出されるもの。
それは・・・
物質的に裕福な国々によって大量消費、そして大量廃棄(特に日本は酷い状況)です。
その一方で、劣悪な環境で生活のために働かざるを得ない、悲惨な人々が存在します。
近年、コーヒーとチョコレート業界にはフェアトレードで消費する動きが広まりつつあり、(それでも全体からすれば極わずかだと思いますが)僕たち消費者はフェアかアンフェアか、の選択をすることができるようになりました。
フェアトレードの商品がお店にならぶようになった要因は、生産する側が搾取されているアンフェアな現実があるという情報がSNSやネットを通じて拡大したからです。
現在、僕たちがフェアトレードなカシューナッツを購入しようとしても、コンビニやスーパーマーケットではもちろん、自然食品店でも買うことはできません。さらに、Amazonや楽天市場などで検索をしましたが、残念ながら見つけることができませんでした。
僕もそうでしたが、そもそもカシューナッツのトレードがアンフェアであることを知らない人が大多数ではないでしょうか。この状況に変化をもたらすには・・「カシューナッツ、その他の農産物の生産にも、苦しんでいる人々が存在する」事実を、より多くの人が知るところから始まります。
この記事をここまで読んで、世界に変化をおこしたい!
と感じた人はシェアしていただければ嬉しいです。皆さんの優しさの意識と、小さな行動が積み重なっていくことで、世界に喜びが広がっていくことでしょう。
ॐ Samastha lokah sukhino bhavantu.