先日一週間ほどフィリピンに滞在して、1日1食生活をしたのに体重がまったく減らなかった僕(@ka__zz)です。
さてさて今回の旅は、改めて現実世界の凄さと奥深さを思い知らされる旅となりました。僕たちがふだん映画やネットから得ている情報以上にこの世界は驚きと愛に満ちている..そんな体験をしてきたのです。
ということで、僕らが生きているこの世界と生きている意味を僕自身が捉えなおすために、旅から帰った今の思いを書いてみます。
この現実世界は映画やネットよりも遥かに凄いことが起こっている。
(フィリピンへ旅立つ前夜、成田空港近くのホテルにある温泉にて)
ここ3年ほど恒例となったフィリピンへの旅。
目的はデトックスと瞑想。そして自分自身をリセットするために
それも相当深いレベルで。
今回の旅で起きた出来事は、僕自身がまだ理解できていないために具体的なことを書くことは出来ません。しかし、嘘でもなく大げさでもなく、僕らがふだん観る映画よりもネットでみかけるビックリ話よりも、遥かに凄い体験をしてきました。
それはもう人類の常識を根底からくつがえすくらいの..もしくは、アタマがいよいよイカれたか!?そんなふうに思われてもおかしくない出来事でした。
(太平洋上空、フィリピンへ向かう機内にて)
メディアは擬似体験をするための有効なツール
僕らがふだん常識ではあり得ないことをテレビやネットなどで目にした時に、どんな反応をするでしょう?
すげーっと驚いたり嘘だろ?と疑ったり、人の反応はさまざまだと思います。いずれの場合でも、そんな情報から擬似的な体験をすることが可能で、それがメディアの素晴らしさでもあるわけです。
最近僕が感動したのは、youtubeで観た背中にジェットエンジンと翼を装着して旅客機と一緒に飛んでいる人の映像です。これを見た時の衝撃は今でもリアルに蘇ってきます。
僕らが容易に経験できないことを、映像によって体験をすることができます。
(今回の旅では毎朝5時に起きて朝陽を浴びながら瞑想をしました)
現実で起こる出来事から僕らが得られるもの
さて、今回の旅で僕に起こった出来事は先に述べたように具体的な内容を話すことはできません。
もったいぶっているわけではなくて、僕自身が理解できないくらい凄い体験だったので、話そうにも言葉として伝えることができないのです。きっと皆さんにも同じような経験があるのではないでしょうか?
ひと言でいうと「愛」なんですけど、五感(five senses)を超えて第六感(six senses)がびりびり痺れるくらいの感動と衝撃でした。もしかすると第七感まで刺激を受けていたのではないでしょうか。
この感覚は、決して映像や情報からは得ることができません。
そして、僕たち人間が本当に欲しているものが”コレ”なんだと僕は確信しています。
(西インドの砂漠の街にある寺院でご祈祷をうける筆者)
人生に必要なのは、iPhoneと勇気とサムマネー
これは去年の6月1日、渋谷公会堂で行われた高城剛さんのトークライブで出会った言葉です。どんな意味があるかというと、
iPhone(メディア)で情報を集め、勇気を持って外へ出よう。
体験こそが僕らを成長させる。
21世紀に生きる僕らの指針にもなるこの言葉と共に、高城氏は「本当に僕らが必要としている情報はネットにもテレビに無い」と断言しています。ここで言う”本当に必要な情報”というのは、僕らの心の底に潜んでいる潜在的な欲求です。
ここで大切なことはメディアを放棄するのではなく、オンラインとオフラインをハイブリッドに活用する点にあります。
あふれかえる情報に飲み込まれるのはなく、iPhoneとインターネットをフルに使って外(リアル)へ出る。これこそが激動の時代を自分らしく生き抜くひとつの方法です。
(2014年7月、インドの聖地リシケシュでのガンジス沐浴は僕にとって人生の転機になった)
自分の内側を旅するという感覚
ここでのポイントは、自由にたくさん旅をしていろいろしよう。という単純なことではありません。
あそこへ行きたい、ここにも行きたい、あれもやりたいこれもやりたい..は単なる物欲ですから、たとえ世界旅行をしたとしても浅いものしか得られないでしょう。
リアルな体験を求めることは、すなわち自分の”内”へ意識が向かっていかないと意味はありません。
人、自然、出来事から見て聞いて触れた奥底にあるエネルギー。
それこそが、僕らが求めている”真実”なのですから。
少しの勇気を出して自分の殻をやぶれる旅に出てみよう。