バリカン

丸坊主という髪型はファッションではなく生き方そのものなんですよ論。

バリカン

僕(@ka__zz)がヘアスタイルを丸坊主にして、かれこれ8年が経過しました!
 
坊主アタマにして本当によかった!神さまありがとう!今はそんな気持ちです。
 
途中2〜3回ほど心に迷いができて、髪を伸ばそうと思った時もありましたが、ずっと丸坊主で生きてきました。丸坊主のおかげでお金、時間、手間・・さまざまなことがプラスになっています。
 
もし、この記事を読んでいる人で、坊主にしようかどうしようか迷っている人がいたら、迷わず僕は「坊主にしてしまえよ!ハッピーになるからさ!」と200%の自信を持って言うでしょう。
 
ということで、その僕の実体験にもとづいたお話をします!
 

丸坊主にすることですべてが楽になりすべてがプラスになるんです!

今から7年ほど前、インドへ旅立つ前日の夕方・・
 
突然思い立ったように、僕はふらふらと近所にある行きつけの床屋へ出かけたのでした。
 
「今日はどうしますか?」
 
と、床屋のアニキに聞かれると・・
 
「坊主でお願いします、丸坊主で!」
 
正面の鏡に映る自分を見ながら、しっかりとハッキリと答えたのでした。
 
今考えても不思議な出来事で、計画的ではない突発的な、まるで何かに導かれたように”坊主アタマ”になるための断髪だったのです。

流行りの髪型にしてしまうとその時はおしゃれでも必ず古くなる時がくる。

タニカズアキ

ヘアースタイルって人それぞれで、100人いたら100通りありますよね。
 
もちろんどんな髪型にしようと自由じゃないですか。江戸時代や相撲界ならまだしも、僕たちが暮らしている現代社会ではよほどの事がない限り、髪型の自由を保証されています。
 
あ!高校球児などで強制的に坊主な未だ古い習慣が残っている部活もありますね。
 
 
そんなフリースタイルな髪型も時代によって流行りすたりというのがあって、例えば1980年代に流行した松田聖子ちゃんの髪型、いわゆる聖子ちゃんカットだったり、江口洋介さんのような男子なのにロン毛だったり・・
 
今現在はへアスタイルの流行りがわりと多様化しているのと、より自分らしい髪型を美容師さんが表現してくれるので、昭和や平成初期のようにみんなが同じ髪型にするムーブメント的なことは無くなっています。
 
自分自身の古いアルバムを見るとちょっと恥ずかしくなってしまうのが流行の髪型ってやつです。
 
時代を感じさせてくれるので、それはそれで良いのでしょうけど・・
 
そういえば、僕の友人はその昔、少年ジャンプで北斗の拳が大流行していた時に、漫画に登場するサウザーに憧れていて、美容室にジャンプ持参で行き、そのキャラクターの髪型にしてもらいました。
 
そんな思い入れや自分らしさを、人はヘアスタイルで表現するわけです。
 
 
ちなみに友人は、美容師さんが苦労してサウザーの髪型にカットしたのですが、本人は納得がいかず修正するために泣く泣くスポーツ刈りにしていました。
 

おしゃれ坊主・ビジネス坊主は坊主であらず。

今時の坊主と呼ばれるヘアスタイルも、実に多様化しておりまして、おしゃれ系坊主、ビジネス系坊主、モード系坊主・・などなど、ネットでちょこっと調べただけでも何だか色々出てきます。
 
ところが!
 
丸坊主歴8年の僕(@ka__zz)から言わせていただければ、確かにどのヘアスタイルも大きな意味では坊主なんですけど、違うんですよ本質と!
 
だって・・
 
もともと、なんで坊主って言うかというと、その語源は・・
 
お寺の僧侶、つまりそうです。お坊さんのような髪型だから坊主なんですよ。
 
 
お坊さんのヘアスタイルが、カミソリで剃っている真性の坊主です。
 
刈って(カット)いるのではなくて、剃っているのです。
 
 
それを本物の坊主アタマ・・と呼びたいところですが、ピカピカに剃ったアタマを世間一般では坊主アタマと言いません。スキンヘッドと言います。一般的に坊主アタマというのは「丸坊主」or「丸刈り」のことを坊主と言っています。
 
おしゃれ坊主やビジネス坊主、またはスポーツ刈り(死語か!?)の人を見た時に、僧侶に見えますかね? 確かにファッション的にはおしゃれ坊主はイケてるかもしれません。
 
しかし、坊主=僧侶のようなアタマという日本語のちゃんとした定義で見た時に、あきらかにおしゃれ坊主やビジネス坊主は、本来の意味から外れていることがわかります。
 
本物の坊主アタマとは・・
 
高野山やヒマラヤで修行をしておられる修行僧のように崇高な価値を含んでいるのです。

《坊主の基準》バリカンで丸刈りが本物の坊主(ぼうず)である。

インドの首都ニューデリーのダウンタウンにある床屋で散髪している僕(@ka__zz)

では、ここで僕的に坊主の基準をお話しておきます。
 
そんなに難しい基準ではありません。
 
ここであえて基準を設けさせていただくのは、本物の坊主アタマの価値(value)を世間に認知してもらうため。そして現在、本物の坊主アタマをしているジェントルマンたちの地位を向上させるためなのです。
 
基準はシンプルに2つです。
 
・バリカンで丸刈り
・ハサミは使わない

 
はい。たったこれだけです。
 
シンプルゆえにパワフルな基準ですね。

丸坊主の基準として長さは6mm以下である。

さあ、勝手に坊主の基準を作っている僕ですが、長さにもこだわりがあります。
 
バリカンでカットした時の、髪の長さによってアタマの見え方が大きく変わってきます。ここでイメージしていただきたいのが、日本を代表する歌舞伎役者の”市川海老蔵さん”です。
 
彼のスタイルこそが理想的でして男らしさ、凛々しさ、清潔感など最高レベルの坊主です。推定ですが、海老蔵さんの坊主は1分刈り(3mm)くらいです。
 
ちなみに僕の場合は、行きつけの床屋でいちばん短いバリカン0.8mmで刈ってもらっています。さらに短いと1厘刈りといいまして0.5mmというバリカンも存在します。
 
他にも9mmや6mmのバリカンがあって、9mmだと僧侶というよりは野球部員か田舎の中学生になってしまうんですよね。ということで凛とした雰囲気の丸坊主は6mm以下という基準を勝手に設けさせていただきます。

丸坊主は美容師のセンスではなく、本人の生き方が表れる髪型である。

早朝5時半、北インドはハリドワールのガンジス河で沐浴した後の僕。

さて、丸坊主というヘアスタイルですが、ここであえて言わせていただきたいことがあります。かなり重要なことです。一般的なヘアスタイルやおしゃれ坊主、ビジネス坊主は、美容師さんのセンスや技術ではなく、シンプルすぎるゆえに本人の生き方が表れる髪型なんですよね。
 
まず、前提として頭蓋骨の形がある程度ととのっていないと坊主は似合いません。
 
なにせ、髪の長さが1mmとか2mmの世界ですからアタマの形がそのまま出ます。
 
つまり、髪の毛によってごまかすことができないのです。
 
それは、一般的なヘアスタイルのように髪による装飾的で化粧的な要素がまったくないのが坊主なので、その人の素がそのまま相手に映るのです。
 
つまり、自分の性格や内面ががそのまま相手に見えてしまうのが坊主というわけです。
 
ごまかしが通用しないヘアスタイル、それが丸坊主です。

丸坊主にすると人生にとって貴重な時間も節約できるんです。

さてさて、丸坊主の大きなメリットのひとつが、整髪の時間を大幅に短縮することができることです。シャンプーをして、髪を乾かして、スタイルングする・・この3つの作業にかかる時間をざっと計算してみました。

丸坊主の場合

シャンプーが20秒→地肌をマッサージしてシャワーで流すだけ
乾かすのに2秒→タオルでひと拭き
スタイルングに1秒→鏡をパッと見て終わり

合計=23秒/回
 
30年間毎日一回やったとして・・
 
23秒/回x10,959回(365日x30年)=252,057秒
 
これを3600秒(1時間)で割ると・・
 
シャンプーからスタイリングまで要する時間は70時間分となりました。
 
さて、いっぽう・・

一般的なヘアスタイルの場合

シャンプーが120秒→洗ってすすぐのみでトリートメントはしない時間
乾かすのに90秒→タオルで拭いて時々ドライヤー
スタイルングに90秒→短めの髪型、長髪だともっとかかる

300秒/回x10,959回(30年間)=3,287,700秒
 
これを3600秒(1時間)で割ると・・
 
シャンプーからスタイリングまで要する時間
 
一般的なヘアスタイルの30年間分の整髪は、短く見積もって913時間です!
 
さあ、ここからが肝心の計算になります。
 
一般的なヘアスタイルの整髪にかかる913時間から、丸坊主の整髪70時間を差し引くと・・
 
843時間!!も丸坊主のほうが時間を節約できる計算になります!
 
さらに節約できるのは時間だけではありません。
 
シャンプーの量、トリートメントは必要ありませんし、ドライヤーも必要ありません。さらに整髪料も必要ありません。
 

丸坊主は床屋での注文も簡単そして間違いがない。

僕の場合は、以前は行きつけの床屋があったのですが、坊主になってからは隙間時間とスマホ検索を使って、出先でいちばん近い床屋でバリカンを入れてもらっています。
 
注文はたったこれだけ。
 
「いちばん短いバリカンで丸刈り」
 
これだけで世界中どこの床屋でも通じます。
 
インドをふらふらと旅している時に床屋へ行く時もあれば、駅ナカにある1000円カットへ行く時もあります。お店によってバリカンの長さに若干違いはありますが、どこの床屋でも同じ仕上がりになるのが坊主の素晴らしさです。

過去生で僧侶だった時の後悔を、今生に託したのが僕にとっての丸坊主かもしれない論。

少しだけスピリチュアル的な話になりますが、僕が8年前、インドへ旅立つ前日にふと思い立って丸坊主にしたのは、過去生で僧侶をしていた時の後悔が元になっていると感じています。
 
どんな後悔かというと・・
 
過去生で僧侶をやっていた僕は、大きな寺院でわりとがんばって修行していて、当時は世間的にも影響力がありました。ところが、そんな環境のなかで、本質的で霊的な道ではなく、知識とか物質的宗教の道へ行ってしまったのです。
 
毎日座禅をしてお経を読んではいましたが、悟りを得るどころか、悟りから遠ざかって僧侶人生を終えました。そんな後悔が僕の魂の記憶にはあって、それでインドのサイババに会いに行く前日に、その記憶がうずいて丸坊主になった・・と僕は感じています。

丸坊主歴5年を越えないと生き様というオーラは出ない。

最後にこれは僕の持論なんですけど、
 
気分転換やおしゃれ感覚で一時だけ丸坊主にしても、ただのヘアスタイルで終わってしまいます。僕も最初はそうでした。ただの短い髪型でそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。
 
ところが、海老蔵さんのような強烈な存在感、そしてオーラが出るには最低5年の坊主歴が必要なんです。もっと言えば、ただ5年を過ごすのではなく、しっかりと自分を磨いて成長をさせた5年が必要なんですよね。
 
僕がいう成長というのは、仕事で成果を出したり有名になったり、たくさん勉強をして知識を備えることではありません。もっと本質的な成長のことで、それはつまり「より自分らしく生きる」ことだったり「いらないこだわりや知識、そしてプライドを手放す」ことを言います。
 
海老蔵さんも、相当な覚悟で自分と向き合い葛藤して、コツコツと努力を積み重ね、魂を磨いてきた日々があったからこそ、坊主が似合うようになったのです。
 
 
そんなわけで、もしこの記事をここまで読んで丸坊主にしよう!と決めた人がいましたら、ぜひ自分を磨いて魂を成長させるために坊主になる。
 
そんなことを記憶の片隅にでも置いていただけたら幸いです。
 

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それでは皆さん、よい一日を!
 
Have a good day!
 

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