今、家がある埼玉県の高麗エリア(西武池袋線)は、都心から1時間ほどの距離ですが、驚くほどの田舎です。駅前にコンビニすらありません。(小さなドラッグストアと床屋はありますが)その代わりに、山と川と森と畑と美味しい野菜があって、かなりのびのびと暮らしています。
僕(@ka_zz)の仕事は、Webメディアの運営の他、ホームページを制作したり、Web集客のサポートをしたり、心理カウンセリングをしたり、インターネットショッピング(ただいま準備中)をしたり・・浅く広く楽しくいろいろやっています。
今回、僕が住んでいる高麗エリアはトランジションタウン(聞いたこと無い人が殆どのはず)という取り組みをしております。この活動の発起人であり市議会議員でもある松尾まよかさんから誘われて、参加することになったのが2019年のこと。
僕の仕事柄、それならホームページを作りましょう!
ということになり、半年ほどいろいろと試行錯誤をしながら作り込みまして、この度ようやく公開することになったのです!
持続可能で本質的な豊かさを感じる暮らしへ地域ごと移行するのがトランジションタウン。
新型コロナウイルスによる世界の混乱は、僕たちの暮らし方にも大きな影響を与えています。
マスクの着用、ソーシャルディスタンス、どこでも消毒などなど、目に見えないウイルスにおびえて、世界は右往左往しているわけですが・・冷静に観察をしてみると、モノゴトの本質からだいぶかけ離れたことを一生懸命やっているのが、現在の社会です。
ウイルスにおびえる社会で、わかりやすい影響は・・
今まで来くれていたお客さんが来ない、今まで買ってくれていた商品が売れない、そんなお店がたくさんあります。逆に忙しくなったお店や企業もあったりもしますが、ウイルスという見えない恐怖によって、人の流れが大きく変わったしまったのでした。
人が密集している都市部ほど、その影響は出ているようで、池袋から田舎へ帰る西武池袋線も、コロナ前は山手線のように人がたくさんいましたが、今はそうでもなくなりました。特に、年配の人たちが外出を控えている、そんな印象です。
前置きはさておき・・
今回、公開までこぎつけた新しいWebマガジンはトランジションタウン高麗のホームページも兼ねています。
トランジションタウンとはいったい何のことでしょう?
トランジションとは「移行する」という意味の言葉です。
資本主義経済と石油エネルギーに大きく依存した私たちの社会は、さまざまなところから壊れてきています。そんな危うい社会から、新しい価値観とシステムへ、地域のコミィニティで移行するムーブメントが英国の小さな村トットネスで始まりました。持続可能なライフスタイルを模索しながら、本質的な豊かさを追求して実践するコミュニティ、それがトランジション・タウンです。
イギリスの田舎町から始まったトランジションタウンの活動は、世界中に広がりました。
日本でも50以上の活動地域があって、その数は増え続けています。
▼参考ページ
トランジション・ジャパン公式ページ
さてさて、難しいことは抜きにして、僕にとってトランジション・タウンの活動はズバリ「美味しいものを食べること」「楽しさをやって発信すること」この2つです。
エネルギー問題とか、地球環境とか、いろいろなテーマがありますが、楽しみながら活動していれば勝手に良くなっていく、というのが僕の持論です。なので、今回のWebマガジンもその考え方を実践するために作ったものです。
暮らしと高麗エリアの楽しさを伝えるのが「koma」の役割。
人間の社会構造がとても脆く、泥舟で暮らしていることに、たくさんの人が氣づいたことが、今回のウイルス騒動によるメリットではないでしょうか。
本当に安心して暮らせる社会は、政府や大企業に頼ってもしばらくは実現できないことが、ここ50年で実証されました。それなら、自分たち市民が主体的に動いて変えていくしかありません。
今回のWebマガジンでは・・
・食べること(プラントベースフード)
・子供を育てること(自然のなかでのびのびと)
・遊ぶこと(キャンプや山登り)
・パーマカルチャー
・地域の歴史
などを、トランジションタウン高麗のメンバーたちが発信していきます。
読んでくれた皆さんによって、少しでも変化のキッカケになるような、そんな氣づきやインスピレーションをプレゼントできるメディアになったら最高です。
▼未来へ繋がる暮らし方の参考になる本
それでは皆さん、素晴らしい人生を!
Have a good day!
and God bless you!