ここ最近思うことは、時間が流れるスピードがとにかく早い。一年なんてあっと言う間だし、うかうかしていたら10年どころか人生がまたたく間に終末を迎えてしまう・・そんな感覚になりながらこの記事を書いている僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。
沖縄へ行って参りました。
4月の終わりのことでした。沖縄本島の真ん中より少し上のあたりに金武町(きんちょう)という場所がありまして、みなさんおなじみタコライスはこの町で生まれたのです。タコスの具をごはんにのせた、あれです。おそらく偶然、何かの拍子に誰かがタコスの皮だけポリポリ食べて、残った具を晩御飯のごはんの上にのせて食べた・・そんな由来があるのか、ないのか・・!?
それはさておき、金武町にオレンジ食堂というお店がありまして、今回はじめて食べに行ったのですが・・餃子を食べても、担々麺を食べても、カレーを食べても、炒飯を食べても、麻婆豆腐を食べても・・全部美味しかったのです!
しかも、植物性100%なヴィーガンなのに、ガツンとパンチが効いた味、そしてボリューム!
というわけで、300%の自信をもって紹介します。
担々麺・炒飯・麻婆豆腐・餃子、ヴィーガンで全部美味しいオレンジ食堂
今回紹介するオレンジ食堂がある金武町は「きんちょう」と読みます。僕が住む埼玉も、知らない人には読めない地名が多数ありますが、沖縄の地名は、なかなか難易度が高く、例えば北谷(ちゃたん)とか読谷村(よみたんそん)とか、一筋縄では読めない地名のオンパレードです。それだけ、独自の文化が発展したエリアなわけですが、第二次大戦が終わって、大企業が幅をきかせる世の中になってから、その独自性は薄れていきました。
レンタカーを走らせながら眺めている景色は、日本のどこにでもあるお店の看板ばかりで、はるばる沖縄へやってきた感じがしないのが現実です。
ところが・・
那覇から離れれば離れるほど、古き良き沖縄の風情を感じることができるのが面白く、金武町もそのひとつで、どこか別の惑星に迷い込んでしまったかのような、それでいてどこか懐かしい、そんな風景を目にすることができる場所です。
オレンジ食堂について結論から言えば、何を食べても美味しいお店です。
▼おすすめのヴィーガンカップ麺
すべてのメニューがヴィーガンですが、プラントベースであることを忘れることができるくらいパンチの効いた味。今回、仲間たちと行ったので、ほぼ全てのメニューを注文して食べました。
水餃子から始まり、担々麺を三種類(白胡麻、金胡麻、黒胡麻)、麻婆豆腐、炒飯、グリーンカレー、全部美味しくいただくことができました。どれも甲乙つけがたい美味しさでしたが、個人的に炒飯と水餃子、黒胡麻アイスは確実に食べて欲しい逸品です。
もともとオレンジ食堂はカレー専門店だったこともあり、グリーンカレーも美味しい!
カレー専門店がどうして担々麺なのか?
そのなぞを知りたい方は、ぜひ店主のブログを読んでみてください。
昭和レトロなお店の雰囲気も趣があって、不思議と居心地がいいのです。
近年、全国的にヴィーガンラーメンを食べることができるお店が増えてきました。しかし沖縄ではまだ少なく、僕が知る限りオレンジ食堂と北谷にあるストライプヌードル(ソラノイロ店主宮崎さんが監修したお店)だけです。
免疫力を引き出して、自然治癒力を高めること。ワクチンを摂取する以上に大事なことで、プラントベースフードは身体への負荷を最小限におさえることが出来、それでいて高い満足感を味わえるのがオレンジ食堂です。
sai ramが通じる貴重なお店がオレンジ食堂
サンスクリット語でsai ramという言葉あります。
意味は、こんにちは、さようなら、ありがとう、ごきげんよう、また会いましょう、おいおい、そこどけ、ごめんなさい、などなど、色々な意味を含んだ便利かつパワフルな言葉です。オレンジ食堂はこの「sai ram」が通じるお店で、過去、福岡市の警固にあったMana Burgersというヴィーガン専門バーガー店でも通じた記憶があります。(当時わざわざ飛行機で通っていたほど美味しいお店)
それから高円寺にあるインド料理店。インド人が経営するこのお店、カレー屋なのにラーメンを提供していたのが印象的でしたが、sai ramが通じたお店です。
じゃあ、どうしてsai ramかというと、この下の写真にその謎は隠されています。
2010年、南インドにある小さな町で会った大聖者サイババによって、オレンジ食堂の店主も人生が変わったひとりです。有名なところでは世界で展開しているハードロックカフェ(上野・横浜・六本木・福岡など)も、「Love All Serve All」というサイババの言葉を企業理念にしています。ハードロックカフェが日本でOPENした当初、お店の入り口にドーン!とサイババの御姿写真を飾っていたことを思い出しました。
パンデミックによって世界が混乱している今、Love All Serve Allという言葉は、一筋の光のように、僕たちに生き方と在り方を示してくれています。そんなサイババの教えを、ヴィーガンの担々麺や炒飯をサーブする形で表現しているのがオレンジ食堂です。
オレンジ食堂の詳細とアクセス
場所:沖縄県国頭郡金武町金武4146-2
電話:098-968-2155
営業時間:11:00〜15:00 / 17:00〜20:00
定休日:不定休(県外から行く場合は要事前確認)
予算:1000〜2000円
アクセス:那覇市街地から車で60分
駐車場:近くに無料パーキング有
それでは皆さん、素晴らしい人生を
Have a goog day!
and God bless you!
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